小一郎がなぜ京都に?

I:さて、備中で毛利方と合戦している羽柴秀吉(演・池松壮亮)軍ですが、秀吉は、小一郎(演・仲野太賀)に信長の備中出陣のお供をせよと命じました。予告編に小一郎が炎上する本能寺の門前に立つ姿が描かれていたので、「いるはずのない小一郎が」とSNSをにぎわせました。
A:これは大河ドラマの王道の「主人公マジック」です。1996年の『秀吉』では、安土城での家康接待に合わせて石田三成(演・真田広之)が、2006年の『功名が辻』では同じく家康接待のタイミングで山内一豊(演・上川隆也)が秀吉の使者として安土を訪れ、いずれも信長の計らいで家康接待のタイミングで安土にいたという設定でした。石田三成は主人公ではありませんが、さすがに大将の秀吉が離脱することはできないですからね。
I:ということは、小一郎が京都にやって来ているのは、ある意味「大河ドラマの王道」ということなんですね。信長と小一郎の語らいもまた、小一郎の「決して抜けない青臭さ」をそのまま信長にぶつけていて、とっても感慨深いものでした。
A:そして、いよいよ本能寺の変です。こちらは「後編(https://serai.jp/hobby/1275117)につづく」ということで。

●編集者A:書籍編集者。かつて『完本 信長全史』(「ビジュアル版逆説の日本史」)を編集した際に、信長関連の史跡を徹底取材。本業では、11月10日刊行の『後世に伝えたい歴史と文化 鶴岡八幡宮宮司の鎌倉案内』を担当。
●ライターI:文科系ライター。月刊『サライ』等で執筆。猫が好き。愛知県出身なので『豊臣兄弟!』を楽しみにしている。神職資格を持っている。
構成/『サライ』歴史班 一乗谷かおり











