
地震などの災害時、LINEに突然「安否確認」が表示されて戸惑ったことはありませんか? LINE安否確認は、緊急時に自分の状況を知らせたり、友だちの無事をまとめて確かめたりできる機能です。
この記事では、初めて扱うときにも迷わないように、意味・使い方・困った時の対処まで順番に整理して解説します。
※この記事ではAndroidを例に解説していますが、iPhoneでも大きく変わることはありません。AndroidやiPhoneのOSのバージョンなどによって、動作手順に多少の違いがある可能性があります。
LINE安否確認とは何か?|まず知っておきたい基本
災害時に急に現れる機能は、意味がわからないままだと触りにくいものです。ここでは「そもそも何のための機能か」「いつ表示されるのか」を先に整理します。
LINE安否確認でできること
LINE安否確認は、地震などの大きな災害が起きた時に、自分の状況をまとめて知らせるための機能です。1人ずつトークを送らなくても、友だちに「無事」「被害あり」といった状況をまとめて伝えられます。あわせて、友だちの安否も一覧で確認できるので、家族や親しい人の様子をすばやく確かめたい時に役立ちます。普段の会話用ではなく、災害時の連絡負担を軽くするための仕組みと考えるとわかりやすいでしょう。

どんな時に表示され、どこで見つかる?
LINE安否確認は、いつでも出ている機能ではありません。震度6以上などの大規模な災害が起こった時に、ホームタブ、トークタブ、友だちタブなどへ表示されます。
ここで大切なのは、ふだん見当たらなくても故障ではない、ということです。日本国内で大きな地震が起きていなくても、LINEの友だちが安否状況を登録していると表示される場合や、防災の案内として体験版が表示される場合もあります。「災害時のみ表示される機能」だと覚えておくといいでしょう。
なお、この機能は、LINEの対応した版で使えます。安否確認機能はAndroid・iPhoneともに、LINEのバージョン12.2.0以降で利用可能です。トークタブ・友だちタブはAndroid・iPhoneともに、LINEのバージョン15.16.0以降と利用できます。古いままのLINEでは見え方が違うこともあるため、必要に応じて更新も確認しておくと安心です。
LINE安否確認の使い方|自分の安否を知らせる手順
この機能は便利でも、「押したら何が起きるのか」がわからないと不安になります。ここでは、自分の安否を知らせる流れを、スマートフォンの画面どおりに追っていきます。
先にお伝えすると、安否確認は勝手に送信されるものではなく、最後に自分で「公開」をタップした時に公開されます。まずはその点を知っておくと落ち着いて操作できます。
安否を報告する流れ
LINEで自分の安否を知らせる手順は、思っているより難しくありません。大きな災害時に表示された案内から進み、「無事」か「被害あり」かを選んで、必要ならひと言を添えて公開します。LINE公式ガイドでも、上部の赤い案内や「安否確認」から入り、状況を選んで報告する流れが案内されています。
操作は次の順で進めます。
1.LINEを開きます。
2.ホーム画面上部の赤い「安否を報告」をタップします。

3.「無事」または「被害あり」を選びます。

4.必要なら、メッセージに状況を書き足します。
5.最後に、画面下の「公開」を押します。
ポイントは、最後の「公開」を押すまでは公開されないことです。途中で画面を閉じれば、その内容が勝手に友だちへ送られることはありません。「押しただけで全員に送られてしまうのでは?」と心配な人も、そこは安心して大丈夫です。
より詳しい状況を伝えたい時は、短い文を添えられます。たとえば「家にいます」「避難所にいます」「少し遅れますが無事です」など、相手が安心しやすい言葉を入れると親切です。
また、一度報告した後でも内容は修正することができます。
登録すると友だちにどう見える?
安否を報告すると、自分のプロフィールに安否の表示が加わり、友だちは一覧で確認できるようになります。


ここで安心しておきたいのは、「トークが自動で大量送信されるわけではない」という点です。安否確認は、災害時に状況をまとめて知らせるための機能です。個別のトーク欄に同じ文が次々送られる形ではないので、「何人にも同じ連絡を送るのが大変」「返信が一度に来ると見落としそう」という負担を減らしてくれます。
見え方が気になる人は、「友だちには、あなたが選んだ安否の状態と、必要に応じて書いた短い文が見える」と考えるとわかりやすいでしょう。たとえば「無事」と表示されていれば、家族や知人はまず大きな安心を得られます。反対に、まだ報告していない間は一覧にその情報が出ないため、「落ち着いてから入力したい」という場合も、自分のタイミングで進められます。
LINE安否確認が出ない・消したい時の確認ポイント
ここまで使い方がわかっても、「自分のLINEには出てこない」「消せるのか知りたい」と感じる人は少なくないでしょう。ここでは、検索の多い困りごとをまとめて整理します。
表示についての考え方
LINE安否確認は、いつでも表示される機能ではありません。震度6以上などの大規模な災害が発生した時に表示されることが多く、通常は表示されません。さらに、表示条件は状況を見て変更される可能性があるため、「前は見えたのに今は表示されない」ということもありえます。ですから、見当たらないからといって、設定ミスや故障と決めつけなくて大丈夫です。
また、表示のきっかけは1つではありません。自分が登録した電話番号の国で災害が起きた場合だけでなく、友だちが安否状況を登録した時にも表示される場合があります。反対に、災害が落ち着いたタイミングでは表示されなくなります。
「消したい・オフにしたい」場合はどうする?
LINE安否確認そのものをご自身で非表示にすることはできません。
つまり、「機能自体をオフにしたい」「災害時の案内そのものを消したい」という設定は、基本的にできません。表示は災害が落ち着いたタイミングで消える仕組みです。
一方で、自分が公開した安否ステータスは、後から直したり消したりできます。つまり、「機能全体は消せないが、自分が出した安否ステータスの表示は消せる」と覚えると整理しやすいでしょう。
自分の安否ステータスを消したい時は、次の順で進めます。
※これは、すでに安否を報告・公開した後の変更・削除手順です。
1.LINEを開きます。
2.「ホーム」→赤い表示の「ステータスを編集」をタップします。

3.画面右上の「ステータスを削除」をタップします。

4.「削除」を押して完了です。
繰り返しになりますが、消せるのは自分の安否ステータスであって、災害時の案内そのものではありません。
最後に
LINE安否確認は、災害時に自分の状況をまとめて伝え、友だちの無事も確かめやすくするための機能です。大切なのは、「何の機能か」を知った上で、「どう見えるか?」「消せる範囲はどこまでか?」を理解しておくことです。普段から仕組みを知っておけば、いざという時も落ち着いて使えます。
●監修/三鷹 れい(みたか れい|京都メディアライン・https://kyotomedialine.com FB)
プログラマー。中小企業のDX化など、デジタル分野での支援をしている。主な開発分野はバックエンド・フロントエンド・アプリ。その他、歴史などの人文系にも興味を持つ。











