白珊瑚の根付け「丑」｜職人が技巧を凝らした、清楚な白珊瑚の一級品

写真＝白珊瑚の根付け「丑」　

珊瑚と聞いて思い浮かぶのは、比較的浅い海域で見られる珊瑚礁だろう。ここで紹介する宝石珊瑚は、水深約80～1200mの深海に生息する珊瑚である。光の届かない海底では、1cm成長するのに数十年かかることもある稀少品だ。独特の色合いは世界中の愛好家を魅了し、神秘的な輝きは厄除けや幸せをもたらす力を宿すとされる。日本では江戸時代末頃に高知の沖合で発見され、その加工品は高知を代表する工芸へと発展した。

優れた加工技術で知られる「ケンセン35」の逸品が「白珊瑚の根付け」である。根付けは、令和3年の干支・丑を熟練職人がサライ用に一刀彫りで仕上げた限定品。愛らしい表情で、使うほどに愛着がわく。

珊瑚漁発祥の地、高知県産の稀少な宝石珊瑚「土佐珊瑚」の原木。土佐珊瑚はとりわけ品質が高く、世界的にも高く評価されている。

【今日の逸品】
白珊瑚の根付け「丑」
ケンセン35
32,780円（消費税込み）