もうすぐ夏。夏といえば花火大会をイメージする人も多いことだろう。阪急交通社が夏の花火大会関連ツアーの昨年度申込者数を集計し、ランキングを作成。花火大会の情報とともにご紹介しよう。
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【花火大会申込者数ランキング】
1位 大曲(おおまがり)花火大会<秋田県大仙(だいせん)市>
2位 長岡まつり大花火大会<新潟県長岡市>
3位 ハウステンボス花火大会<長崎県佐世保市>
4位 足利花火大会<栃木県足利市>
5位 勝毎(かちまい)花火大会<北海道帯広市>
6位 ぎおん柏崎まつり海の大花火大会<新潟県柏崎市>
7位 関門海峡花火大会<山口県下関市、 福岡県北九州市>
8位 天神祭 神賑行事「奉納花火」<大阪府大阪市>
9位 びわ湖大花火大会<滋賀県大津市>
10位 青森花火大会<青森県青森市>
対象:阪急交通社による2018年7月1日~9月30日開催分の花火大会関連ツアー申込者数
発着地:発着地問わず
大曲花火大会は3年連続の1位。2位の長岡まつり大花火大会と3位のハウステンボス花火大会は前回から順位が入れ替わりました。
今回は、足利花火大会、天神祭 神賑行事「奉納花火」、青森花火大会が新しくランクイン。足利花火大会は足利夏まつり、天神祭 神賑行事「奉納花火」は天神祭のクライマックスに打ち上げられる花火大会で、青森花火大会は青森ねぶた祭協賛によるものと、祭りと密着した花火大会が増えました。
それでは各花火大会の概要、開催予定日、会場などの情報をお伝えします。
*最新の情報は花火大会主催者の公式サイトをお確かめください。
1位 大曲(おおまがり)の花火<秋田県大仙(だいせん)市>
100年以上の歴史を誇り、毎年70万人以上の観客を集めるという「大曲の花火」が1位。
全国の花火師が集まって技を競い合う全国花火競技大会でもあり、優秀な花火師には内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞などが贈られます。大曲の花火は全国で唯一、昼花火の競技が開催される珍しい花火大会でもあります。
2019年の大会テーマは「平生凛々」。プログラムの後半、「花火ミュージカル・令和祝祭」と題された2,000発以上打ちあがる大会提供花火にも注目が集まります。平成のヒット曲や俳優のせりふを交えた、ドラマ仕立てのものだそうです。
本年度の開催日時:2019年8月31日(土) 昼花火17:15~、夜花火18:50~
会場:大仙市大曲 雄物川河畔 JR大曲駅から徒歩で約30分
2位 長岡まつり大花火大会<新潟県長岡市>
1,488名の命が奪われたという昭和20年長岡空襲。その翌年、復興を願って始まったのが長岡復興祭であり、花火大会の開かれる長岡まつりの前身です。
それから70年以上にわたり開催され続け、全国から観覧者が訪れる日本三大花火大会の1つとなりました。
ナイアガラ超大型スターマイン、ミュージック付スターマイン、正三尺玉&ナイアガラといった名物花火の予定が記された2019年のプログラムも公開されており、復興祈願花火「フェニックス」(新潟県中越大震災に伴う復興祈願花火)は、15周年記念Ver.となるようです。
本年度の開催日時:2019年8月2日(金)、8月3日(土) 19:20~21:15
*8月1日は長岡まつり平和祭あり
会場:新潟県長岡市長生橋下流信濃川河川敷 JR長岡駅から徒歩で約30分
3位 ハウステンボス花火大会<長崎県佐世保市>
九州最大規模の花火が繰り広げられる、ハウステンボスの花火大会。ハウステンボスでは1年を通して花火が楽しめますが、今夏の花火の注目は、「ジブリの名曲に合わせて打ちあがるスペシャル花火」と「九州一花火大会」。
ハウステンボス内で開催される「鈴木敏夫とジブリ展」に合わせ、ジブリの名曲に合わせて打ち上げるスペシャル花火が日本初開催されます。
「九州一花火大会」では、世界花火師競技会の決勝戦が開かれます。打上総数は22,000発。世界一の花火師を決定します。
本年度の開催日:ジブリの名曲に合わせて打ちあがるスペシャル花火は2019年7月13日(土)
真夏のスペシャル花火は2019年8月10日(土)
九州一花火大会は2019年9月21日(土)
会場:ハウステンボス JRハウステンボス駅より徒歩で約5分
4位 足利花火大会<栃木県足利市>
渡良瀬川の河川敷で開催される「足利花火大会」。2019年で105回目になるという、歴史のある花火大会です。
2018年に阪急交通社では、桐生八木節(きりゅうやぎぶし)まつりと足利花火大会をセットにしたツアーを企画。桐生八木節まつりではブルーインパルスが展示飛行するなどで人気を集めました。
足利花火大会のフィナーレには、総延長800メートルもある「大ナイアガラ」と「ワイドスターマイン」の競演が楽しめるそうです
本年度の開催日:2019年8月3日(土) 19:00~20:45
会場:田中橋下流渡良瀬運動公園及び河川敷 JR両毛線足利駅より徒歩で約5分
5位 勝毎(かちまい)花火大会<北海道帯広市>
今年で創刊100年となる十勝毎日新聞を発行する、十勝毎日新聞社主催の花火大会です。
北海道で最初の花火大会として1929年に第1回が開催された勝毎花火。近年は360°全方位カメラを使ったVR生中継など面白い企画も実施。今年は、十勝毎日新聞創刊100年記念プログラムが行われ、初めての演出方法で花火大会を盛り上げます。
フィナーレの錦冠(にしきかむろ・花開いた後、下にゆっくり垂れる花火)の連発は勝毎花火の代名詞とも言われ、見事な光景を夜空に映し出します。
本年度の開催日時:2019年8月13日(火)19:30~21:00
会場:帯広市・十勝川河川敷特設会場(十勝大橋下流400m付近) JR帯広駅から徒歩で約30分
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