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『サライ』は、シニア世代に優しい商品やサービスを応援します。

使いやすく、デザイン性にも優れた商品やサービスを応援すべく、読者の方々の投票(応募)と3名の審査員によって選定し、表彰する「サライ大賞」。年齢・体に優しい部門、環境に優しい部門、サービス・企画部門、人物部門(サライ・シニア・オブ・ザ・イヤー)の4部門を設け、過去1年間の『サライ』(2015年10月号~2016年9月号)に掲載された内容から読者の投票を募り、それを基に最終選考会で各部門賞と大賞を決定します。

以下の応募方法をご覧いただき、ふるってご応募ください。ご応募いただいた方の中から抽選で50名様にサライ特製図書カード(3000円分)を差し上げます。

【開催概要】
『サライ』2015年10月号〜2016年9月号に掲載された内容(広告等も含む全ページ)から、使いやすい、年齢・体に優しいと思われる商品・道具・サービス等を選び、部門別に明記してご応募ください。人物部門は現役で社会で活躍されている60歳以上の人が対象です。

●審査員:
田沼武能さん、松永真理さん、橋本夕紀夫さん

3人

↑左/田沼武能さん(写真家)昭和4年、東京生まれ。写真家。木村伊兵衛に師事。東京工芸大学芸術学部名誉教授。平成15年、文化功労者に顕彰された。中/松永真理さん。昭和29年、長崎県生まれ。テルモ社外取締役。「iモード」の企画開発を担当。『シゴトのココロ』など著書多数。右/橋本夕紀夫さん(デザイナー)。昭和37年、愛知県生まれ。デザイナー。東京藝術大学、昭和女子大学非常勤講師。JCD優秀賞ほか、受賞歴多数あり。

●部門:
①年齢・体に優しい部門 ②環境に優しい部門 ③サービス・企画部門 ◎人物部門(「サライ・シニア・オブ・ザ・イヤー」)

●読者の方々の応募:(投票数)によって、①〜③は上位3点を選出。さらに審査員3名による選考会において「部門賞」と「サライ大賞」を各1点決定します。また、人物部門は、読者の方々による投票の中から上位5名をノミネートし、選考会で「人物部門」(「サライ・シニア・オブ・ザ・イヤー」)1名を決定します。

●発表:
『サライ』2016年12月号(11月10日発売)を予定。

●応募方法:
クリックすると応募フォームに移動します

●締め切り
2016年8月20日(土)の23時59分まで。

●ご応募いただいた中から抽選のうえ、50名様にサライ特製図書カード(3000円分)を差し上げます。当選発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

第14回(2015年)の受賞商品・人物

【大賞】
パナソニック  『Jコンセプト』シリーズ  家庭用紙パック式掃除機 MC-JP500G
オープン価格(実勢価格5万5000円前後) 

JCONCEPT

『Jコンセプト』シリーズの第1弾として、2014年秋からエアコンや冷蔵庫と共に発売された家庭用紙パック式掃除機『MC-JP500G』。第2弾として、2015年の夏から炊飯器、洗濯機、オーブンレンジが発売。

副本部長、原昭一郎さん(右)、コミュニケーション部部長、楳谷秀喜さん(左)

副本部長、原昭一郎さん(右)、コミュニケーション部部長、楳谷秀喜さん(左)

大賞はパナソニックの『Jコンセプト』シリーズ。生活経験豊かな50代、60代を「目利き世代」として、この世代が使いやすいように工夫された家電群だ。掃除機、エアコン、冷蔵庫をはじめとする、生活家電が展開されている。

「これまで若者やファミリー向けが主だった家電を、サライ世代に向けて上質に作り込むコンセプトが素晴らしいですね」(松永さん)

「掃除機を試しましたが、その軽さと機能に驚いた。今までの負荷が軽減された使用感があります。シニアという言葉を前面に出していないのもいい」(田沼さん)

「無駄を削ぎ落としたデザインがいいですね。シンプルでいて細部に宿る美しさと使いやすさは日本ならではのものづくり。今後の展開に期待が高まります」(橋本さん)

『MC-JP500G』は本体の材質からモーターなどの部品に至るまで、徹底的に小型・軽量化を図った。「シンプルで、機能美。操作がしやすいですね」(松永さん)

『MC-JP500G』は本体の材質からモーターなどの部品に至るまで、徹底的に小型・軽量化を図った。「シンプルで、機能美。操作がしやすいですね」(松永さん)

問い合わせ:パナソニック

【年齢・体に優しい部門賞】
ダイソン『ダイソン V6 Mattress』オープン価格(実勢価格4万4000円前後)

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高速で回転するデジタルモーターを駆動源とし、吸引時に渦巻きを発生させるサイクロン方式の掃除機。0.3ミクロン(1㎜の1万分の3)という目に見えない微細な粒子を99.97%まで捉え、確実に分離させることできれいな排気も実現した。

シニアブランドエクゼクティブ、西田ももさん

シニアブランドエクゼクティブ、西田ももさん

年齢・体に優しい部門賞は、ダイソンの『ダイソン V6 Mattress(マットレス)』に決定。アレルギーの原因となる、布団に潜むダニのフンや死骸などのアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を強力に吸引する掃除機だ。吸い込んだゴミがたまっても落ちない高い吸引力や、きれいな排気の実現、軽く、扱いやすい点などが高く評価された。

「赤い引き金を軽く引くだけで吸引ができ、軽くて使いやすい。布団を干すことができないときにも便利です」(松永さん)

「付属するノズルを交換すれば、ソファや車のシートの掃除にも活用できて重宝する。見た目にも美しく、機能とデザインを両立させた点が高評価です」(橋本さん)

問い合わせ:ダイソン TEL(フリーダイヤル) 0120・295・731

バッテリーを内蔵した充電式なので、掃除の際にコードが絡む心配もない。「軽くて持ちやすい。毎日、使いたいですね」(田沼さん)

バッテリーを内蔵した充電式なので、掃除の際にコードが絡む心配もない。「軽くて持ちやすい。毎日、使いたいですね」(田沼さん)

【環境に優しい部門賞】
トヨタ自動車『MIRAI』 メーカー希望小売価格723万6000円(税込)

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水素と酸素の化学反応により発電、その電気でモーターを駆動させる次世代のエコ・カー。水素は様々なものから作れるため、普及すれば水素が循環するクリーンなエネルギーシステムを作ることができる。

製品企画本部 ZF チーフエンジニア 田中義和さん

製品企画本部 ZF チーフエンジニア 田中義和さん

環境に優しい部門賞に決定したのは、燃料電池に水素と空気中の酸素を取り込み、化学反応により発電させて動力とするトヨタ自動車の『MIRAI』。地球温暖化の原因となるCO2などの大気汚染物質を出さず、走行時は水を排出。新たなエコ・カーの誕生だ。2015年1月に行なわれた第91回箱根駅伝では、大会本部車・会長車に採用された。

「20年近い研究と実験を経て、ついに一般向けに発売されたという点に、環境問題の解決に対する意気込みを感じます」(田沼さん)

「約3分の水素充填(じゅうてん)で、ガソリン車と同等の約650㎞という走行距離を実現したチャレンジ精神に感心。未来への希望を感じる、思い切った名前も見事」(橋本さん)

原動力の水素は各地の「水素ステーション」で充填する。2015年11月現在、首都圏を中心に約80か所での開所が予定されている。

原動力の水素は各地の「水素ステーション」で充填する。2015年11月現在、首都圏を中心に約80か所での開所が予定されている。

問い合わせ:トヨタ自動車 TEL(フリーコール)0800・700・7700

【サービス・企画部門賞】
BESS 新世代ログハウス 『G-LOG』 標準価格1968万円 
※建築地域の条件により、価格は異なります。

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家を包み込むような大屋根が目を引くログハウス。2階の軒下はイタリア語で「巣」を意味する「NIDO(ニド)」という名の〝超ベランダ空間〟。BESSのログハウスは購入者の9割以上が自宅として住み、日々の生活を楽しんでいる。

BESS事業本部BI本部長 木村伸さん

BESS事業本部BI本部長 木村伸さん

サービス・企画部門賞はBESS(ベス)が手掛ける、新世代ログハウス『G-LOG(ジーログ)』に決定。三角形の大きな屋根に包まれるような2階に軒下を設け、10畳ほどもある広々とした“超ベランダ空間”を実現した。かつては日本の家屋によく見られ、日本文化の象徴ともいえる軒下。それを“空中”で楽しめる空間として現代風に表現したことから、注目を集めている。

「軒下を2階に設けるという発想が、実におもしろい。新しさの中に、懐かしさを感じさせてくれるアイディアです」(松永さん)

「ログハウスというと丸太を組んだ別荘と思いがちだが、『G-LOG』は日常的な住まい。ログハウスの新しい形式としても評価できると思います」(田沼さん)

軒下には、思い思いに寛げるデイベッド(中央)も設置できる。「大人の憧れを詰め込んだ家としても高く評価できます」(橋本さん)

軒下には、思い思いに寛げるデイベッド(中央)も設置できる。「大人の憧れを詰め込んだ家としても高く評価できます」(橋本さん)

問い合わせ:BESSスクエア TEL03・3462・7000

【人物部門賞 サライ・シニア・オブ・ザ・イヤー】
澤村 正さん(本美濃紙保存会会長・86歳)

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昭和5年、岐阜県美濃市生まれ。15歳から家業の紙漉(す)きの道に入る。同業者が廃業していくなか、伝統的な手漉きの技術を継承。1300年続く、本美濃紙の産地としての歴史を守ってきた。平成6年より本美濃紙保存会会長も務める(会員8人・研修生10人)。趣味は書と囲碁。

人物部門賞には、2014年、ユネスコ無形文化遺産に登録された本美濃紙(ほんみのし)の職人である澤村正さんが選ばれた。機械で自動化された「機械抄紙」(しょうし)が広まるなか、一度は廃業を考えたものの、父の想いを受けて誠実に伝統的な手漉きの技術を継承し、歴史を守ってきた。86歳を迎えた現在も、一職人として本美濃紙を作る一方、後続の若者たちに技術を伝えている。

「機械漉きが主流のなかで、手漉きのよさを伝え続ける職人としての姿勢に脱帽です」(橋本さん)

「この道へ入ってくる後継者のために、〝暮らしの中にもう一度、和紙を〟と語る姿からは、謙虚な熱意と愛情が伝わってきます。心をのせたものづくりの大切さを教わりました」(松永さん)

手に取った竹簀(たけす)の上に、楮(こうぞ)の繊維が規則性を描いて重なり、一枚の和紙になる。白くて強い、優美で艶もある本美濃紙に仕上げる。

手に取った竹簀(たけす)の上に、楮(こうぞ)の繊維が規則性を描いて重なり、一枚の和紙になる。白くて強い、優美で艶もある本美濃紙に仕上げる。

※上記の商品には、現在取り扱っていないものやデザイン変更されたものも含まれています。また、人物は受賞時の年齢です。

 

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