【いまさら聞けないiPhone写真術５】『iPhone』でスローモーションや早送り動画を撮ってみる

これまで４回にわたって『iPhone』での写真撮影の基礎、パノラマ写真の撮り方、撮影した写真を加工する方法、友人知人に写真を共有する方法などを解説してきました。今回はそのほかの『iPhone』のカメラアプリのおもしろい機能をまとめてご紹介します。まずは「タイムラプス」撮影についてご説明しましょう。

「タイムラプス」撮影とは？

「タイムラプス」撮影とは「微速度撮影」のことで、本当は長時間かけて撮影したにもかかわらず、数分程度に凝縮した映像ができる撮影手法のことです。単にビデオを長時間録画して後で早送りするのとは違い、映像を間引きながら記録していく方式が「タイムラプス」撮影なので、データの容量が莫大にならないのが特徴です。例えば、『iPhone』を定点カメラのように固定し、風景や雲の流れる様子などを撮影して後で短い動画にするときなどに使用します。

「タイムラプス」撮影に挑戦！

富士山の、夜明け前から太陽が頂上付近に登るまでを「タイムラプス」撮影してみました。まずは「ホーム」画面から「カメラ」アプリを立ち上げます。

画面を右方向に指でなぞると（スワイプ）、画面下の部分の文字が「写真」→「ビデオ」→「スローモーション」→「タイムラプス」と切り替わります。