皆さんは、最近いつチーズを食べましたか? 今では食卓で当たり前のようにあるチーズについて、楽天株式会社が全国47都道府県の10代〜80代の男女4,700名を対象として、「チーズに関する調査」を実施しました。また、「楽天市場」において、国産チーズの魅力を発信する特集ページ「チーズ MEET ゴハン」(https://event.rakuten.co.jp/area/japan/alic/cheese2020/01/)を公開しています。

チーズに関する都道府県別の消費者の嗜好がわかる調査になっているかと思いますので、結果を見ていきましょう。

■好きな乳製品ランキング 1位:チーズ

好きな乳製品について聞いたところ、最も回答数が多かったのは「チーズ」(72.9%)となり、過去3年間で最も多い結果となりました。続いて「ヨーグルト」(71.6%)、「牛乳」(57.0%)となり、こちらも3年連続で同じ順位を維持し、安定した人気を誇っています。

チーズが好きな理由について聞いたところ「栄養価が高く、それでいて美味しい」(東京都・47歳男性)という意見や、「料理に使うとコクが出て美味しくなる」(東京都・55歳女性)「料理の上に乗せると何でも高級な味になる」(鳥取県・59歳男性)など、料理に使用する食材としても好まれていることがわかります。

■チーズが好きな都道府県ランキング 1位:神奈川県、沖縄県

どの都道府県の人が最もチーズ好きなのかを調査しました。その結果、1位は同率で「神奈川県」と「沖縄県」(63.0%)でした。また、2位は「東京都」、「長野県」、「鹿児島県」(61.0%)、3位は「宮城県」、「熊本県」(60.0%)となっています。昨年は1位「新潟県」、2位「秋田県」、3位「山口県」となっていたため、今回はランキングに大きな変化がありました。

一方で、チーズ好きが最も少ない県は「三重県」と「徳島県」(41.0%)という結果に。それでも、4割もの人がチーズを好きだということがわかり、チーズが全国で愛されている食材だということがうかがえる結果となりました。

さらに、一番好きなチーズの種類について質問したところ、最も多い回答は「プロセスチーズ」(25.1%)でした。単品でもおつまみになることや、クセのないまろやかな味わいが万人受けすることが理由なのかもしれません。続いて、「カマンベールチーズ」(22.6%)、「モッツァレラチーズ」(17.3%)となり、3年連続で同じ順位を守っています。

■2人に1人はチーズを週1回以上食べている!ランチや、トレーニング後、おうち時間のお供にも

では、世の中の人はどのくらいの頻度でチーズを食べているのでしょうか。「毎日食べる」と「週に1~6回食べる」と回答した人を合わせると、54.5%となりました。この結果から、全国の約2人に1人は週1回以上チーズを食べていることがわかります。日本人の食生活に、チーズは欠かせない存在となっているようです。

また、チーズを最も頻繁に食べるシチュエーションについても調査しました。1番多かった回答は「昼食時(飲食店)」(22.0%)で、ランチの際に特に好んで食べられているようです。そのほかにも、「街や商業施設へ出かけた時」(20.4%)、「トレーニング後」(11.3%)という回答がありました。「チーズハッドグ」などのチーズを使ったホットスナックが若者の間で流行していることや、タンパク質が豊富なチーズが筋肉の成長を助けることなどから、このような結果になったと考えられます。

加えて、「夕食時(自宅)」(7.9%)、「夜食の時」(7.7%)など、おうち時間のお供にチーズを食べている人が多いこともうかがえます。コロナ禍において家で食事をとる人が増えていますが、糖質の少ないチーズは夜に食べても罪悪感が少なく、夕食や夜食にもちょうどいいのかもしれません。

■圧倒的人気は北海道産で約5割の支持率。各都道府県ならではの食べ方も

国産と外国産のチーズではどちらが好きかと聞きました。その結果、86.6%もの人が「国産」と回答しています。さらに、都道府県別ではどこのチーズが好まれているのでしょうか。

1位はやはり、酪農が盛んな「北海道」(49.8%)という結果になりました。2位の「岩手県」(3.1%)、3位の「長野県」(1.5%)と大きく差をつけていることから、“国産チーズ=北海道”というイメージが定着しているのかもしれません。

また、都道府県によってチーズの食べ方も様々なようです。その土地ならではのチーズの食べ方について、広く意見を募りました。

・お好み焼きに溶けるチーズを乗せて食べる(広島県・48歳女性)
・いぶりがっことチーズを一緒に食べる(秋田県・40歳男性)
・茨城県産のさつまいもを蒸かしてから輪切りにし、クリームチーズとあんこと一緒に餅に包む(茨城県・53歳女性)
・山梨はワインが有名なので、ワインと一緒に食べるおつまみチーズの種類が豊富(山梨県・34歳女性)
・ほうとうに粉チーズをたっぷりかけてグラタン風に(山梨県・52歳男性)
・食べ方というかは微妙だが、宮崎県はチーズまんじゅうが有名(宮崎県・23歳女性)
・浜松餃子にチーズを添えて(静岡県・71歳男性)
・我が家ではちゃんちゃん焼きに大量のチーズをかけて食べる(北海道・56歳女性)
・ゴーヤチャンプルーにチーズを入れる(沖縄県・39歳女性)

■チーズに合う料理、3年連続ハンバーグが1位。少し変わったチーズの食べ方も

どんな料理とも相性が良く、汎用性の高いチーズですが、中でも最も合うと思う料理は何かについて聞きました。その結果、1位は「ハンバーグ」(70.4%)、2位は「ハンバーガー」(63.7%)、3位は「パスタ」(58.6%)となり、「ハンバーグ」は3年連続で1位を獲得しました。さらに、2位「ハンバーガー」と3位「パスタ」も3年間順位を守っており、これらの料理はチーズとの相性が特に良い料理だということがわかります。

***

日本人の食生活に欠かせない存在となっているチーズですが、8割以上の方が国産チーズを好み、その中でも北海道産が好まれていることがわかりました。

また、その土地ならではのチーズの食べ方もいろいろとあり、どんな料理とも相性のいいチーズは生活の中で重宝されていることをうかがい知ることができましたね。

【調査概要】
調査期間: 2020年9月7日~2020年9月10日
調査対象: 全国47都道府県の10代〜80代の男女100名ずつ、計4,700名
調査方法: インターネット調査
調査会社: 株式会社ネオマーケティング

 

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