本の街といわれる東京「神保町」は、近現代の文化遺産が何層にも蓄積されたコンテンツの宝庫であり、サブカルチャーの聖地であり、多様な出版文化の発信地でもある。ちなみに、サライの発行元、出版社・小学館の本社も神保町にある。

1968 年にロンドンで創刊されたシティ情報マガジン「タイムアウト」で、2025 年度の「世界で最もクールな街」No.1 に神保町が選ばれたことから、昨今では海外の旅行客からも熱い視線が寄せられており、世界的にも注目された街となっている。

2026年10月26日(月)~11月27日(金)まで行われる「本が好きだ! 神保町が好きだ! ~世界一クールな街・神保町の近現代史~展」は、2006年に発足した「本の街・神保町を元気にする会」(会長・亀井忠雄)が、2007年から年1 回刊行してきた『神保町が好きだ!』(2026年終刊)の特集記事をもとに、知の宝庫・神保町の歴史と魅力を紹介するというものだ。

江戸時代から現代までの神保町がわかる!

神保町という街が現在のような多様な出版文化の発信地となっていった歴史を、当時の資料やこれまでの出版物などを見ながら感じることができる展示となっている。

展示内容(予定)
・神保町の起源は江戸時代に
・学生街に古書店・出版社が次々と誕生(近代日本の出版史は神保町から始まった)
・大正期から昭和の神保町(大正デモクラシー下で出版文化が花開く)
・本の街・神保町の賑わいぶり
・文豪たちの神保町(近代文学に描かれた神保町)
・現代マンガは神保町から始まった!
・神保町は子どもの本の聖地だ!

会場となる「クラブライブラリー」をご紹介

2018 年に本の街・神保町に出版クラブビルが建設され、一般財団法人日本出版クラブが新宿区袋町(神楽坂)から移転してきた。エスカレーターを上がったメインエントランスには、天井高8メートルを超える吹き抜けを持つ「クラブライブラリー」が。ここには全国の出版社から寄贈された「未来に残したい本」約7000 冊が収蔵されている。展示構成は、ブックディレクターの幅允孝氏。この「クラブライブラリー」を会場として、今回の展示会だけでなく、様々な展覧会、ワークショップ、読書会などを企画・展示の実施をしている。

クラブライブラリーは入場無料、原則平日9 時30 分~ 18 時(展示によって異なる。開架は3 階フロア部分のみ)

今後のクラブライブラリー展覧会予定
2026年12月 1日(火)〜 2027年1月15日(金) 自然科学書協会創立80周年展 ― 未来への架け橋 知識の泉
2027年1月18日(月)〜 2027年2月26日(金) 梓会出版文化賞・新聞社学芸文化賞受賞社展
2027年3月1日(月)〜 2027年4月30日(金) 第 4 回 ジェンダーと読書展
※予告なく変更する場合あり。

「本が好きだ! 神保町が好きだ! ~世界一クールな街・神保町の近現代史~展」詳細 

会期:2026年10月26日(月)~11月27日(金)
会場:出版クラブビル クラブライブラリー
住所:千代田区神田神保町 1-32-3F
公式サイト:https://shuppan-club.jp/202610exhibition-sp
開館時間:平日9:30~18:00 入場無料
休館日:休祝日

~世界一クールな街・神保町の近現代史~展展示構成:野上暁 
主催:本の街・神保町を元気にする会 
協力:三省堂書店/東京堂/平凡社/八木書店/
有斐閣/「神保町が好きだ!」編集部/日本出版クラブ 
後援:千代田区

 

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