マイナポイント第２弾で最大２万円分のポイントがもらえる｜生活様式を刷新できるマイナンバーカードで便利な暮らしに

2022/4/20

マイナポイント第２弾が実施されていますが、ご存知ですか？　申込期限までに取得要件を満たせば、最大２万円分のポイントが付与されます。マイナポイント第１弾を経てマイナンバーカードを取得した人は着実に増えており、すでに50%を超え、2人に1人が取得している県もあるようです。その背景には、マイナポイントの付与もさることながら、マイナンバーカードを取得するメリットの大きさを認識する人が増えたからではないでしょうか。

例えばマイナンバーカードがあると、住民票の写しや印鑑登録証明書など各種証明書をコンビニで取得することができます。他にも、オンラインで確定申告をすることや健康保険証、ワクチンパスポートとしての利用も可能になっており、特に中高年にとっては取得するメリットが大きくなっています。

この記事では、マイナポイント第１弾をきっかけにマイナンバーカードを取得した50代のAさんと、未だマイナンバーカードを取得していないBさんとを対比させながら、マイナンバーカードを取得することのメリットをわかりやすく伝えます。

マイナンバーカードを取得しているAさん
IT企業勤務。54歳。マイナポイント第１弾を機にマイナンバーカードを取得。Bさんとは大学時代の同級生。

マイナンバーカード未取得のBさん
飲食店オーナー。55歳。マイナポイントのことは知っているが、手続はまだしていない。

マイナポイント第２弾、最大2万円分のポイントをもらうためには？

大学時代の同級生であるAさんとBさんは、お互いに忙しかったこともあり、一年振りに会って食事をすることに。お互いワイン好きということもあり、Bさんおすすめのレストランで互いの近況報告をしながら旧交を温めます。

B　君と一緒に飲みたい、おすすめのワインがあるんだよ。

A　あ、そう。Bが言うなら間違いないんだろうけど…、ちょっと高いよね。

B　久しぶりなんだから、いいじゃないか？

A　そうだよなぁ。じゃあ、奮発するか。ただし、割り勘なんだけど、支払い決済は俺にさせてくれよな。

B　いいけど、何か理由でもあるの？

A　マイナポイントさ。最大2万円分のマイナポイントがもらえるんだよ。

B　へぇ、そんなことができるなんて知らなかった。マイナンバーカードを取得したら、マイナポイントがもらえるのか？

A　ちょっと仕組みがあるから、説明するよ。まず、マイナンバーカードを取得する。その次に、マイナンバーカードを使って申込を行い、キャッシュレス決済サービスを選ぶんだ。さらに健康保険証としての利用申込みをする。そして、緊急時の給付金や年金、所得税の還付金等の公金受取口座の登録を行うんだ。

この３つを行えば、最大2万円分のマイナポイントがもらえるってこと。まだ手続していないなら、マイナポイント第２弾が行われているようだし、マイナンバーカードを申請してみたら？

B　でも、ポイントをもらって使ったら、終わりなんだろう？

※健康保険証としての利用申込み・公金受取口座登録のマイナポイントの申込み・付与は６月頃開始します。

マイナンバーカードを取得するメリットとは？

A　そんなことないよ。マイナンバーカードって、いろいろ便利なんだ。

B 何が便利なんだよ？

▷メリット１　さまざまな行政手続が簡単で便利！

A　例えば住民票の写しを取得するとき、君はどうしてる？

B そうだなぁ。うちから区役所までは地下鉄で２駅と、割と遠いんだ。さらに区役所の中で順番待ちをするから…、取得するまでにだいたい半日はかかるかな。

A マイナンバーカードを持っていたら、近くのコンビニで住民票の写しを取得できるんだよ。それに住民票の写しだけじゃなくて、印鑑登録証明書とか各種証明書だってコンビニで取得できるんだ（※）。

※6時半から23時まで、ご利用いただけます。
※利用可能な市区町村はホームページでご確認ください。
https://www.lg-waps.go.jp/

B　それは便利だよなぁ。

A　もっとBにおすすめなのが、確定申告もオンライン（e-Tax）でできちゃうこと。だって、君、前から確定申告が大変だって言ってただろ？　忙しい中、税務署まで行くのは大変じゃないの？

B　確かにねぇ。下手すりゃ、窓口での手続が半日はかかるもんねぇ。

▷メリット２　健康保険証、住宅ローン等の民間企業でのオンライン契約など利活用シーンが広がっている

A　確定申告といえば、医療費控除の手続きって結構面倒だよな。マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込みをしていると、マイナポータルを通して医療費情報を自動入力してくれるから、確定申告の医療費控除の手続が今年は楽だったよ。

B　そんなことまで、できるの？　
ところで今度、住み替えを検討しているんだけど、そんな時にでもマイナンバーカードって何か活用できるの？

A　できるよ。住み替えするならローンを組むんだろう？　従来の流れなら、提出しなければならない必要書類が多かったり、収入印紙の貼付や実印の押印などが必要だよな。

B　本当、煩わしいよね…。

A　だけど、マイナンバーカードがあればオンラインで手続ができるから、そんな煩雑ごとから解放されるんだ。今後も各種ローンの手続を簡便化するのに活用されていくんじゃないかな？

▷メリット３　ワクチンパスポートとして活用できる

B　ところで入店するときに、ワクチン接種証明書を見せろと言われて、慌てちゃったよ…。

A それだって、マイナンバーカードがあれば、アプリと連携してスマホで証明できるんだよ。

B　便利な世の中だなぁ。これからますますワクチンパスポートの提示が求められることって多くなりそうだし…。
でも、マイナンバーカードを取得すること自体が面倒くさいんじゃないの？

マイナンバーカードの取得は手軽で簡単、早い！

A　マイナンバーカードの取得手続は、意外と簡単だよ。スマートフォンと「個人番号カード交付申請書」があればできるんだ。なんなら今からレクチャーしようか？

B　よろしく頼む。

A　「個人番号カード交付申請書」のQRコードを読み取って、申請用WEBサイトにアクセスするだろ。その後は、メールアドレスや顔写真を登録していくんだ。画面の案内通りに必要事項を入力していくだけだよ。

B　証明写真がいるんだね？

A　顔写真は、スマートフォンのカメラで撮影したものでOK。　

B　それなら簡単だ。家に帰ったら、早速やってみるよ。
ところで、次に君と会うまでには全部手続を終わらせておくから、今度は俺がマイナポイントをもらうよ。

Aさんと別れた後、Bさんは「忙しさにかまけて、手続していなかったことは結局、時間を無駄にしたりとか、機会損失をしていたんだなぁ」とつくづく実感したそうです。

マイナンバーカードはアクティブシニアの親切な生活サポーター

「行政手続とは手間がかかるし、煩わしいものだ」、「ローンを組むには多くの書類を提出する必要がある」、そうした慣習にとらわれていませんか？　しかし、ITの普及により、マイナンバーカードなどの新しい行政サービスが開始されています。そうした、新しい行政サービスを上手に活用することで、我々の生活はもっと便利で豊かに刷新することができるのではないでしょうか。