旅行

「フェアフィールド･バイ･マリオット･佐賀嬉野温泉」に滞在し、嬉野温泉を満喫する

2023/11/9

ホテルを拠点に地域の魅力を楽しむ旅のスタイルを提案

日本三大美肌の湯と称される佐賀県の嬉野温泉は『肥前国風土記』（713年）に記されているほど歴史が古く、江戸期には長崎街道の宿場町として栄えた。昨年９月に西九州新幹線が開通し、博多や長崎からのアクセスがよくなり、嬉野市に初の駅である嬉野温泉駅が開業したことも記憶に新しい。

嬉野温泉駅の目の前に、この７月に誕生したホテルが「フェアフィールド･バイ･マリオット･佐賀嬉野温泉」だ。このホテルは、全国の道の駅に近接して立地。あえて宿泊特化型にすることで、周辺の飲食店や温浴施設を利用し、地方創生につなげる狙いがある。こちらのホテルも「道の駅うれしのまるく」に隣接し、旅の楽しさを広げてくれる。

道の駅に隣接したホテル「フェアフィールド･バイ･マリオット･佐賀嬉野温泉」

ホテルでの朝食は、地元の名物が揃う「朝食ボックス」。
温泉湯豆腐をはじめ、地元野菜の煮しめ、嬉野茶の佃煮、ご当地吉田産のお米によるごはんなどが詰め込まれている。

住所：佐賀県嬉野市嬉野町下宿甲96番１
電話：06・6743・4750
料金：１泊素泊まり大人２名利用の場合、１室１万5730円〜　チェックイン15時　同アウト11時
交通アクセス：JR西九州新幹線嬉野温泉駅より徒歩約１分

「フェアフィールド･バイ･マリオット･佐賀嬉野温泉」はこちら

豊富な湯量を誇る美肌の湯にのんびりつかる

ホテルで嬉野の情報を手に入れたら温泉街へ。レストランや大浴場を備えないからこそ、地域の魅力を存分に楽しむことができる。まずは嬉野の湯を堪能すべく、日帰り温泉施設「百年の湯」へ。その名の通り100年の歴史を誇る湯は驚くほど滑らか。ぽかぽかと温かく湯冷めしにくいのも特徴だ。

百年の湯

広々とした大浴場に趣向の異なる５つの家族風呂（貸切制）、休憩処、マッサージを備える。

住所：佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2202-８
電話：0954・20・2525
営業時間：９時〜22時（21時30分最終受付）
定休日：第４水曜
交通アクセス：「フェアフィールド･バイ･マリオット･佐賀嬉野温泉」より車で約５分

なめらかな温泉湯豆腐を地元の銘酒で味わう

嬉野ならではの美食といえば、温泉湯豆腐の「宗庵よこ長」へ。濃厚で食感のよい自家製の木綿豆腐を温泉水で炊くと、豆腐がほろほろと溶け出して、なめらかな口当たりと旨みが口中に広がる。地元の酒蔵、井手酒造の「虎之児」の冷酒とじつによく合う。

宗庵よこ長

弱アルカリ泉の湯が木綿豆腐をほろほろと溶かす。豆腐と魚ちり、野菜の鍋に小鉢とごはんが付く「特選湯どうふ定食」1210円。井手酒造による日本酒「虎之児」はグラス480円。

住所：佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2190
電話：0954・42・0563
営業時間：10時30分〜15時30分、17時〜21時（最終注文20時30分）
定休日：水曜（祝日の場合は翌木曜休み）
交通アクセス：「フェアフィールド･バイ･マリオット･佐賀嬉野温泉」より車で約５分

伝統の技をいかしたモダンなうつわを手に入れる

吉田町は、鍋島藩主の奨励で磁器が栄え、400年ほどの歴史を持つ肥前吉田焼の産地だ。なかでも伝統の技術と今様の意匠を融合させている窯元「副久製陶所」へ。

副久製陶所

この地で三代にわたる工房で、親子三人で生活雑器をつくる。呉須（磁器の染料）を用いた、美しいグラデーションの豆皿や茶碗に定評がある。

そんな知られざる魅力を知るには「フェアフィールド･バイ･マリオット道の駅ホテル」が、新たな旅のスタイルにひと役買う。

全国29エリアにある「フェアフィールド･バイ･マリオット道の駅ホテル」を旅の拠点に

全国各地に展開する「フェアフィールド･バイ･マリオット道の駅ホテル」。ホテルはシンプルな美しさをコンセプトに、居心地のよい空間を提供している。シモンズ製のベッドは寝心地抜群で好評だ。現在、佐賀県、和歌山県をはじめ「道の駅」付近に位置するホテルは全29か所。いずれも、さまざまな観光名所へのアクセスが容易で、気軽な旅を後押ししてくれる。