CAR
文・石川真禧照(自動車生活探険家) 自動車の歴史を言い表した言葉として、「自動車はドイツ人が発明し、フランス人が育て、イタリア人が化粧をし、イギリス人がそれを楽しむ」というのがある。 ベントレーは、イギリス人のW.O.ベ…
今年5月には自動車アセスメント「JNCAP」において最高ランクの「自動車安全性能2024ファイブスター大賞」を受賞し、さらに6月にはクラウン誕生70周年を記念した特別仕様車も発売された「クラウン(セダン)」。これを機に、…
文・石川真禧照(自動車生活探険家) ボルボが日本で知られるようになったのは、4ドアセダンではなく、天井が車体後部まで伸び、荷室が広いステーションワゴンだった。1960年代に入り、生産を開始したステーションワゴンが米国で人…
扱いやすいサイズのラグジュアリーSUVは人気の的だ。マセラティのコンパクトSUV「グレカーレ」に新たなグレードが加わり、人生を楽しむクルマ選びの選択肢がさらに広がった。 文/竹井あきら 春の新色も加わったラグジュアリーS…
文・石川真禧照(自動車生活探険家) 車好きの世界では「羊の皮を被った狼」という言葉を使う車がある。平凡なファミリーカーの姿をしているが、心臓部には場違いと思える強力なエンジンを搭載し、中味はスポーツカーと同じ性能を持つ、…
アウディが、紀尾井町に引き続き国内2拠点目となるAudi charging hub 芝公園をオープン。ラウンジを併設した2階建て施設で、充電時間も有意義に過ごせるプレミアムな空間を紹介する。 充電しながら都会の喧噪を忘れ…
アストンマーティン史上、最も速く、最もパワフルなフラッグシップ「ヴァンキッシュ」のオープンモデルがリリースされた。唯一無二の存在感を放つ、ハイパフォーマンススポーツカーを紹介する。 文/竹井あきら その魅力はウルトラ・ラ…
文・石川真禧照(自動車生活探険家) 1970年代まで日本国内で見かける輸入車はアメリカ車が多かった。大きな車体に大排気量、多気筒エンジンの車が主役だった。スポーツモデルは大抵、V8エンジン、排気量6.0L以上が普通で、こ…
テスラ・モデルX、BMW iXやメルセデスベンツEQE SUV、アウディQ8 e-tronといった競合がひしめく中、ゼネラルモーターズが満を持して投入した電動ラグジュアリーSUV「キャデラック LYRIQ(リリック)」。…
文・石川真禧照(自動車生活探険家) EV(電気自動車)が地球環境に良いと言われだしたころ、EVは小型で街中を走るコミューター的な乗り物と思われていた。しかし、米国テスラが高級・大型・高額なEVを制作し販売すると、富裕層の…
ボルボ・カー・ジャパンが、2月13日より新型フラッグシップ7シーターSUV「XC90」の発売をスタートした。フロントデザインを一新し、インテリアもより一層ラグジュアリーに進化したXC90の魅力とは? 文/竹井あきら 北欧…
誕生以来つねに挑戦をし、新たな試みとともに“もっとよいクルマづくり”を提案しているLEXUS。2018年に登場したLEXUS UXはSUVながらも取り回しのしやすいコンパクトなサイズ感と洗練されたデザインで幅広いユーザー…
文・石川真禧照(自動車生活探険家) シボレーコルベットがはじめて販売されたのは1954年。当時のアメリカは欧州から次々とスポーツカーが上陸し、若者の関心を集めていた。それに対抗するためGM(ゼネラルモーターズ)がスポーツ…
文・石川真禧照(自動車生活探険家) レンジローバーという車は、英国ランドローバー社がつくる四輪駆動車の上級車名だ。1948年、小型の農家用作業車を実用化したランドローバー社はその後、着実に発展し、軍用車まで手掛けるように…
2025年末で創業家の手を離れ、BMW社に譲渡される「アルピナ」ブランド。創業家が手がける最後のモデルであり、創業者ブルカルト・ボーフェンジーペンへのオマージュとしてリリースされた至高のグランクーペを紹介する。 文/竹井…
文・石川真禧照(自動車生活探険家) マクラーレンは1970年代から、レースの世界ではその名を知られていた。フォーミュラ1やインディ500レースなど主に競技用の車体を制作し、欧米のサーキットで活躍していたのだ。自社製造のエ…
マツダロードスターの特別仕様車「35周年記念車」が発表された。デビューから愛され続けてきたライトウェイトスポーツカーの、熟成された魅力が詰まった1台となっている。 文/竹井あきら 熟成極まるモデルにふさわしいヴィンテージ…
メルセデス・マイバッハの最もスポーティな2シーターオープンカー「SL680」に、さらに贅を尽くした「モノグラムシリーズ」が登場。今年日本上陸が予定される2つのデザインコンセプトを紹介する。 文/竹井あきら マイバッハ史上…
文・石川真禧照(自動車生活探険家) 名車の条件とはどのようなものだろう。 誇れる歴史があること、欲を言えば過酷なレースでの歴史があること。輝かしい存在であること。人々を魅了する魅力があること。 人によって異論はあるかもし…
2024年を振り返ると、6月にはブガッティ・トゥールビヨンが発表され、10月にはマクラーレンW1とフェラーリF80のワールドプレミアが相次いだ、いわばスーパーカー豊作の年だった。その中から、マクラーレンの新型ハイブリッド…