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書、篆刻(てんこく)に始まり、陶芸、絵画、漆芸などあらゆる分野で一流の芸術作品を生み出し、高級料亭「星岡茶寮(ほしがおかさりょう)」を開設したことでも知られる北大路魯山人(1883~1959)。

『生誕140年 魯山人館開館3周年 ROSANJIN 北大路魯山人 美と食を追求した芸術家の軌跡』は魯山人の生誕140年にあたる今年、明治・大正・昭和にわたり美を求めて生きた芸術家の軌跡を辿る展覧会です。(3月28日~6月26日 於:足立美術館)

北大路魯山人「日月椀 いつかん」 昭和18年頃 足立美術館蔵

本展の見どころを、足立美術館学芸課長の織奥かおりさんにうかがいました。

「陶芸家、美食家として知られる北大路魯山人。高い美的感覚と美食を強く求める姿勢、また豪快な逸話も相まって、現在も多くの人を魅了する芸術家です。

北大路魯山人「雲錦鉢」 昭和16年頃 足立美術館蔵

魯山人は古陶磁を深く研究し、そこに独自の表現や大胆な発想、遊び心を加えた作品を生み出しました。自らの料理を盛るために作陶を始めた魯山人の器は、あくまでも料理を盛ることが前提であり、実際に使うことを目的とした独特の美を持っています。

北大路魯山人「赤玉手向付 六」 昭和13年頃 足立美術館蔵

さらに、食の空間を彩る花器や壺、絵画なども制作しており、いずれも濃密な個性を放っています。

北大路魯山人「於里遍あや免花入」 昭和27年頃 足立美術館蔵

本展では、当館コレクションの中から選りすぐりの120点を展示します。直径40cm以上の大鉢に桜と紅葉が描かれた「雲錦鉢」、蟹の姿が愛らしい「かに平向 六人」、金と銀の箔で月と太陽を表した「日月椀 いつかん」などの多彩な作品に加え、直筆の献立表といった資料も展示し、魯山人の新たな一面もご覧いただけます。

多岐にわたる魯山人の美的世界を、ぜひご堪能ください」

北大路魯山人「かに平向 六人」 昭和34年頃 足立美術館蔵

庭園の美しさで知られる美術館!! 至福の時をすごしに足をお運びください。

【開催要項】
生誕140年 魯山人館開館3周年 ROSANJIN 北大路魯山人 美と食を追求した芸術家の軌跡
会期:2023年3月28日(火)~6月26日(月)
会場:足立美術館 魯山人館
住所:島根県安来市古川町320
電話:0854・28・7111
公式サイト:https://www.adachi-museum.or.jp/
開館時間:夏季(4月~9月)につき9時から17時30分まで
休館日:会期中無休
料金:公式サイト参照
アクセス:公式サイト参照

取材・文/池田充枝

 

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