歴史と文化に育まれた伝統の技と、今もなお息づく美意識。そんな京都で生まれた和の小物を集めてみました。京友禅の老舗が作る漆塗り筆ペンと友禅のペンケース、見た目にも美しい菊の香り箱、正絹の撚(よ)り紐を巻いた茶筒と収納箱です。大切な人への贈り物としても喜ばれる逸品です。
文具の機能に伝統美を加えた、日本の道具を使う楽しさが味わえる「唐様三昧 携帯用漆塗筆ペン」
1855年創業、京友禅の老舗『岡重』が、国内文具メーカーと組んで製作した筆ペンがこちら。職人がプラスチック製の本体に一本一本丁寧に漆塗装を施し、漆に樹脂をミックスした耐久性の高い塗りとなっています。布のペンケースは、同社所蔵の更紗の見本帳より独自にアレンジし、友禅にて染め上げた紬地(つむぎじ)の無地、及び縞更紗を、扇子入れとして使用していた袋の形態に縫製しています。
ペンケースと筆ペンの色柄の組み合わせは、臙脂赤/溜、鳩羽紫/白、縞更紗柄/朱の3種。筆ペンは約直径1cm×全長13.7cm、重量約15g。ペンケースは約幅3cm×全長15cm。インクカートリッジが2本が付き、桐箱とセットでお届けします。文具の機能に伝統美を加えた、日本の道具を使う楽しさが味わえる逸品です。
※画像により、多少色合いが異なりますのでご了承ください。
唐様三昧 携帯用漆塗筆ペン
岡重
各8,580円(消費税込み)
蓋を開けると美しい菊が香り立つ。香の老舗が作る目にも楽しい「香り箱 菊」
創業300余年の香の老舗『松栄堂』で人気の香り箱です。蓋を開けると本物そっくりの菊の花が現われ、上品な香りがふわりと広がります。白檀(びゃくだん)や丁子(ちょうじ)、桂皮(けいひ)など10種類以上の香料を調合した心安らぐ香りは、およそ半年ほど楽しむことができます。
カラーは赤と白の2色。それぞれ大と小のサイズがあり、大は約直径10.3cm×高さ6.5cm、小は約直径8cm×高さ7.5cm。目にも楽しい香り箱です。
香り箱 菊
香老舗 松栄堂
大 各15,400円(消費税込み)
小 各12,100円(消費税込み)
組紐の工房が手がける、絹の輝きをまとった美しい「茶筒と収納箱」
京都・宇治市で創業70余年。和装の帯締めなどに用いる組紐の工房『昇苑くみひも』が手がける、発色のよい絹の撚り紐を巻いた茶筒と収納箱です。本品は、職人が一本の長い紐を手作業で巻き付けており、光の当たり具合で変化する絹の表情や色の濃淡が、じつに美しく仕上がっています。
茶筒のカラーは、利休、黒、さび朱の3色。サイズは約直径7cm×高さ12.7cm。内蓋があるので密閉性が高く、お茶のほかにも、コーヒーや紅茶、お菓子、調味料など、お好みのものを入れて使うことができます。
六角形の桐箱に撚り紐を巻いた収納箱は、装飾品など大切なものを保管するのに適しています。カラーは、藤、ピンク、若草の3色。サイズは約幅9cm×高さ6.4cm。艶やかな光沢のある茶筒や小箱は、部屋のインテリアとしてもよく映えます。
※職人による手作り品のため、色柄の出方やサイズ、重量に若干の個体差が生じます。
※準備数を超えた場合、お届けまで60日ほどかかることがあります。
※正絹六角桐箱は、限定製作数60個。
正絹手巻き茶筒/正絹六角桐箱
昇苑くみひも
正絹手巻き茶筒 各3,800円(消費税込み)
正絹六角桐箱 各3,740円(消費税込み)