テレビやラジオ、雑誌などの各メディアで活躍中の放送作家・コメンテーター・コラムニストの山田美保子さん。著名人との交流も頻繁なだけに、気の利いた手土産を贈る機会も多くあるそうです。そんな山田さんに毎月、贈る側も贈られる側も心が躍る“とっておきの手土産”を紹介していただきます。
【心躍る! とっておきの手土産】
第8回 エレガンスの中に想いが伝わる最上級の贈り物
文・山田美保子
ホワイトデーが近づいてきました! 以前から思っていることなのですが、既婚男性への義理チョコのお返しを購入しているのは、たいてい、その男性の妻なのではないでしょうか。まぁ、なかには有名ブランドのショコラやマカロンなどを買うために行列しているような男性もいらっしゃるでしょうし、自身で、とっておきのお返しを選んでくださる方もいらっしゃるでしょう。
今年は義理チョコ需要が約3割にまで激減したのだとか。確かに私の周りでも義理チョコの大量購入よりは「自分への御褒美」として高級チョコや、手に入りにくいメーカーのチョコを買っている人が多かったように思います。
でも、私が知る限り、ホワイトデーはやっぱり世の妻たちが忙しくなる日。実際、私はもう何十年も、バレンタインデーもホワイトデーも両方、セレクトに悩み続けている気がします。
その目線で、同じような立場の“妻”が選ぶホワイトデーのギフトにも興味津々となるのがこの時期です。
品格あるギフトの代表格! 王室御用達のシルバーウェア『クリストフル』
そんな時期に出会ったのが『クリストフル』でした。王室御用達のシルバーウェアとして愛されるフランスのカトラリーブランド。ホテルやレストランで食事をするとき、『クリストフル』のロゴが刻まれたフォークやナイフを手にすると、もともとの料理の美味しさに+αのエレガンスが加味されるものです。
その『クリストフル』のアイテムにフォトフレームがあるのを御存知でしょうか。私が最初にちょうだいしたのは、ジャーナリストの大谷昭宏さんからのギフトでした。それまでにも大谷さんからのホワイトデーのギフトは、可愛らしいプリントのハイブランドのスカーフや、膝掛にもなりそうな大判のハンカチーフなど、「タダモノではない」と思わせるセレクトだったのです。そして、私が大谷さんに何か差し上げたときも「妻が恐縮していました」とか「妻が、『こんなの見たことがない』と驚いていました」などと言っていただくことに嬉しさを覚えました。私が懸命にセレクトしたことや、そのギフトがもつ品格がストレートに伝わっていたのではないかと。お会いしたことはありませんが、きっとギフトの達人でいらっしゃるのだと思います。 いただいたフォトフレームには、2014年に虹の橋を渡って行った愛犬・ピンの写真を入れて、ずっと飾らせていただいています。
サイズやデザインも豊富な美しいシルバーのフォトフレーム
これを機に、『クリストフル』のフォトフレームを私も度々ギフトとして利用しています。
伺うのは青山通りに面した『クリストフル 青山本店』。常に生花の豪華なアレンジメントが飾られていて、さまざまな種類のカトラリーに囲まれた店内は、まるで美術館のようで、いつも長居をしてしまいます。
特に引き込まれるのは、季節に応じて提案されるテーブルセット。もちろん、『クリストフル』のカトラリーがコース料理をいただくときのようなセッティングで並べられていて、このような食卓が自宅で再現されることは(我が家では)永遠に訪れそうにないので、いつも目に焼き付けています。さらに、ジュエリーのショーケースもあって、時間が許すならば、すべてを手に取り、愛でたいという気持ちになります。
そんな空間に、フォトフレームが並ぶ棚もあります。サイズやデザインが豊富に揃い、用途と予算を伝えると、ベテランのスタッフさんが最適なものをセレクトしてくれます。
プレートに刻印することができ、そのプレートは裏側に貼付されます。さらに安心なのは、変色防止加工が施されているので、お手入れが不要だということ。結婚祝いや出産祝いとして、思い出が永遠に美しいシルバーに縁どられて残るのですから、先様に喜ばれること間違いなし。
『クリストフル』のカトラリーがそうであるように、フォトフレームも、どんなテイストのインテリアにも、しっくり収まってくれるので、迷わず、贈り物にすることができるのです。
坂上忍さんにも喜ばれた、心からの想いを伝えられる贈り物
お贈りした方のリアクションで、印象に残っているのは、「あれ、彼女さんが、すごく喜んでた」と、テレビとは異なる優しく静かな声で伝えてくれた坂上忍さんでした。私は5年ほど、『バイキング』『バイキングMORE』(フジテレビ系)で共演させてもらっていたうえ、坂上さんには遙か及びませんが、動物愛護や、保護犬について度々お話する機会がありました。
“彼女さん”とは、坂上さんが10年以上、同居しているパートナーで、共に“25兄弟”の犬や猫の世話をされている方です。
私が坂上さんに『クリストフル』のフォトフレームをお贈りした2020年9月は、“25兄弟”の中の佐久間ギンジくんが旅立ったときでした。そのギンジくんも、宝田リクゼンくんも、佐藤ツトムくんも含めて、ずっと“25兄弟”と呼んでいる坂上さんですから、在りし日のギンジくんの写真を兄弟たちと遊ぶ部屋に置いていただけたら……と思ったのです。
お贈りしたのは、フレームに“つながり”を象徴する結び目(ノット)のモチーフが付いたタイプ。結婚祝いや出産祝いにも相応しいものですが、大切な御家族との悲しい別れを経験したばかりの方にお贈りしてもよいのだということは、もちろん『クリストフル 青山本店』のスタッフさんから教えていただいたこと。メッセージを添えなくても、想いが伝わるギフトが『クリストフル』のフォトフレームなのです。
山田 美保子(やまだ・みほこ)
1957年、東京都出身。TBSキャスタードライバー、フリーレポーターを経て、「カノッサの屈辱」「恋のから騒ぎ」や「踊る!さんま御殿!!」などの人気番組の放送作家として活躍。テレビやラジオのコメンテーター、コラムニストとしても活動中。
(商品のお問い合わせ先)
クリストフル 青山本店
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