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基礎代謝が減り、筋力も減少してくると、ダイエットそのものが難しくなってくるものです。体形が気になってはいても、運動や節制だけでは思うようにダイエットが進まないと悩む人は多いのではないでしょうか。

「2 か月後の減量より1 年後の健康」を掲げ、心身の健康を重視した前向きでポジティブなダイエットを提案する、人気の“ダイエットコーチ”計太さん。彼の提案する「ラクやせ」メソッドは、ダイエットへの「考え方」を変えることで正しく、賢く、確実に成功へと導くヒントにあふれています。続けられない、つい忘れてしまう、どの方法を試しても失敗してしまう、そんなダイエット迷子さんたちにとって心強いバイブルとなっています。

今回は、計太さんの著書『ダイエットコーチ計太の「ラクやせ」メソッド』より、見た目が変わる、姿勢別の対処方法をご紹介します。

文/計太

体重を減らさずとも姿勢を改善すればスマートな見た目が手に入る!

まずは見た目を変えたい。そんな方には姿勢改善を考えてほしいです! 実際に、同じ体重でも姿勢が悪い人と良い人を見比べると、見た目体重に大きな差が生まれます。だからこそ“摂取カロリーを減らす”ことより先に姿勢改善を検討していただきたいです。

ですが、姿勢不良にはいくつかのタイプがあり、それぞれ改善策も異なります。ここでは、代表的な姿勢不良の例とそれぞれの改善策について解説します。

まず初めに、姿勢改善のための3つのアクションをお伝えします。それは「硬くなった筋肉をほぐす」「使えていない筋肉を動かす」「日常生活で正しい姿勢を意識する」です。

姿勢改善で重要な一歩目は「自分の姿勢タイプを知ること」です。腰の高さで身体を横から撮影し、これからご紹介する写真を参考にして、ご自身の姿勢を評価してみてください。姿勢のタイプ別に効果的なストレッチの方法は、運動が苦手でもすぐできる基本のストレッチ7選で紹介していますので、こちらも参考にしてください。

正しい姿勢

1.猫背

肩甲骨同士が左右に広がり、胸あたりの背骨(胸椎)が曲がった姿勢。背中が広く見えます。また、肩・首回りの筋肉が引っ張られるので肩こりになりやすいです。対策としては「胸のストレッチ」や「背中のストレッチ」がおすすめです。

2.巻き肩

腕が内巻きにねじれて、肩が前に出ている姿勢です。肩甲骨が左右に広がりつつ持ち上がるので、肩をすくめたような姿勢になり、上半身が大きく見えます。対策としては「胸のストレッチ」や「上腕のストレッチ」、「背中のストレッチ」がおすすめです。

3.反り腰

骨盤が前に傾いて腰を強く反った姿勢です。お腹に力が入りにくいので、ぽっこりお腹を誘発します。さらに、肋骨も開きやすくなるのでくびれを作りにくいケースが多く見られます。対策としては「背中のストレッチ」や「腰と背骨のストレッチ」、「腸腰筋のストレッチ」がおすすめです。

4.スウェイバック

骨盤とお腹を突き出したような姿勢。または、上半身を後ろに引いたようなスウェイバックパターンもあります。もともと、腸腰筋が弱いと言われる日本人に多い姿勢不良です。お腹が大きく見えやすく、お尻も垂れて見えます。対策としては「お尻のストレッチ」や「太もも裏&ふくらはぎのストレッチ」がおすすめです。

※姿勢のタイプ別に効果的なストレッチの方法は、運動が苦手でもすぐできる基本のストレッチ7選で紹介しています。

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「ダイエットコーチ計太の『ラクやせ』メソッド」
(計太 著)
小学館

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計太(けいた)
ダイエットコーチ・パーソナルトレーナー。1989年、奈良県生まれ。大阪教育大学スポーツ科卒、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。専門は運動生理学。高校、大学はバスケの国体選手。「2か月後の減量より1年後の健康」を掲げ、痩身目的だけでなく心身の健康を重視した前向きでポジティブなダイエットを提案。論文の科学的データに自身の経験を組み合わせた、理論的かつ実践的なトレーニング&ダイエット情報を日々発信している。2018年より経営するパーソナルトレーニングジム「ボクノジム」は、現在白金高輪、中野、秋葉原の都内3店舗と奈良の計4店舗に加え、オンラインジムも展開中。趣味は登山。

 

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