生活習慣病を予防する上でも体重増加は気を付けたいポイントです。体重は、その人の健康状態を示す「一番わかりやすい指標」なのです。
issin株式会社(https://issin.cc)が独自に行ったアンケート(2022年4月実施(n=1,200))では、体重計を買ったのにも関わらず使わない理由として、男性1位は「面倒くさい」、女性1位は「現実逃避」という結果が出ています。
そんな普段目を背けがちな体重測定を気軽に行なえる商品「スマートバスマット」が登場しています。今回は、機能や、継続して使用できるポイントをご紹介していきます。
「スマートバスマット」とは
「スマートバスマット」は、バスマットと体重計が一体化した商品です。お風呂上がりに、いつもの要領でバスマットに乗るだけで体重を測定でき、そのデータは自動的にスマホアプリに記録されます。
バスマットには、速乾性に優れ、消臭効果も人気の珪藻土入りのソフトマットを採用しており、洗濯機で丸洗いできます。
データはアプリで家族分(最大8名まで)管理でき、「スマートバスマット」を2つ用意すれば遠方に暮らすご家族の体重管理も同じアプリ内で行なうことができます(リモートモード)。
ストレスを感じない4つの仕組み
■あえて体重表示しない、シンプルなデザイン
見た目はシンプルなバスマットで「体重表示がない」のがポイント。アンケートで女性1位の理由となった「現実逃避」からもわかるように、自身の体重を毎日目の当たりにすることを避けたい人も多いもの。そのストレスを感じずに体重管理を行なえます。
■毎日の「乗る・測る・記録する」手間から解放
自動的に記録されるので毎日の「乗る・測る・記録する」手間から解放されます。アプリへのデータ管理もWi-Fi接続のため、毎度Bluetooth接続する必要はなし。USB充電方式なので電池不要、フル充電で3か月以上使用することが可能です。
■アプリを開かなくても体重変化をお知らせ
毎週末、前週の平均値と比較した数値が自動的に通知され、通知メッセージをみれば、自分の体重変化に気づくことができます。BMIのレベルに変化があれば注意メッセージが通知され、ダイエット中であれば減量ペースを教えてくれます。
■プライバシーを尊重したファミリー設定
1つの「スマートバスマット」で家族の体重を管理して、家族の健康の異変にいち早く気づけることは重要なものの、その一方で家族であっても体重を共有することに対してはストレスを感じる人も多いはず。「スマートバスマット」では、それぞれ自分のアカウントを作成して、データは各自のアカウントで管理できるので、家族にデータを知らせずに使用できます。
また、家族からの共有リクエストを受けたら、「すべてのデータの共有」なのか、「体重は非表示で共有」なのかを選択することも可能です。
5つの体重管理モードを搭載
2022年11月現在、「健康維持モード」「ダイエットモード」「チャイルドモード」「マタニティモード」「ベビーモード」の5つの体重管理モードが搭載されています。今後、「持病ケアモード」も追加予定とのことです。各モードの詳細は下記の通りです。
・健康維持モード
BMIは肥満度を表す重要な健康指標で、健康診断では必ず測定される項目です。健康維持モードでは、BMIの変化(肥満度レベルの変化)をいち早く知らせてくれます。
・ダイエットモード
ダイエットモードでは、数秒でできる簡易アンケートで自分の生活習慣を把握することができます。ダイエット中の体重管理はもちろん、生活習慣を知ることでリバウンドを予防してくれます。
・チャイルドモード
学校の健診と同じ肥満度の基準を採用しており、身長の記録を残すこともできます。身長と体重を測定し、子どもの成長とともに細かい変化を確認できます。
・マタニティモード
妊娠中に重要となる体重増加量を簡単に把握できます。さらに、体重データをもとに、「産婦人科オンライン」で産婦人科医や助産師に悩みを相談することが可能。さらに、妊娠中の薬の使用についてもくすり案内ボット「くすりぼ」を利用して、薬剤やセルフケア、受診の目安などの正しい情報を得ることができます。
・ベビーモード
新生児から体重を測定することが可能です。登録ユーザーである大人に抱っこされた状態で測定するため、赤ちゃんも安心しながら、日々の成⻑を記録することができます。
また、赤ちゃんの成⻑に関する悩みや質問は、「スマートバスマット」アプリから遷移する「小児科オンライン」で気軽に小児科医に相談できます。
・持病ケアモード(公開予定)
生活習慣病など各ガイドラインに基づき、体重の急変化を知らせてくれます。持病ケアに役立ちます。
「体重をチェックしていれば…」開発者の思い
冒頭で触れた、遠方の家族の体重管理が行なえる「リモートモード」が追加されたのには、開発者である、issin株式会社の代表取締役社長である程 涛(テイ トウ)氏の家族に対する後悔が関係しています。
「私は、起業1年目の時に中国にいる父を急病で亡くしました。今振り返って見れば、最後の3か月で急に痩せたように思います。本人は自覚症状もなく、私も父の病気に気付かず、とても悔しい思いをしました」
程氏は、実父の死後にある医師から「持病のある方は、何も特別なことをしていないのに直近半年で体重が5%減ったら、すぐに病院に検査を受けたほうがよい」と知らされ、体重管理の大切さを痛感したと言います。
健康的な人生を歩むためには、一人ひとりが健康を自分で管理し、病気を未然に防ぐことが重要になります。体重は、その人の健康状態を示す「一番わかりやすい指標」です。「スマートバスマット」でストレスフリーな体重管理を行なってみてはいかがでしょうか。
その他の商品の詳細はissin株式会社の公式サイトにてご確認ください。
文/ふじのあやこ