韓国・李王朝の流れをくむ、ただ⼀⼈の⾵⽔師であり、著書が累計700万部を誇る李家幽竹さんは、「風水は環境をととのえることで運を呼ぶ環境学」という考えのもと、女性らしい視点で生活におしゃれに取り入れる風水術が人気です。
李家さんによると、2024年は風水的に「成長」や「発展」の運気をもつ一年。三碧木星（さんぺきもくせい）が中宮に位置する年で、開運の鍵は「時空」を意識した行動と、「言霊・音霊」の力を鍛えることだそうです。
今回は、李家さんの著書、風水ハンドブック『李家幽竹の幸せ風水 2024年版』から、運気の引き寄せ方と、言霊の鍛え方をご紹介します。第１回はこちら。
これから年末に向けて、また新しい一年を実り多いものにするためにはどう行動すればよいのか、その秘訣を手に入れてみませんか。
文／李家幽竹
マルチバースにアクセスしよう
運気は「時空」を超えて取ってくるもの。マルチバースに思いを馳せ、運を引き寄せて
三碧中宮の年は「時空」を意識することが運気を得るために大切なこと。
未来や過去という「縦の時間軸」以外にも、今私たちが生きている宇宙とは異なる「別の宇宙」が存在するというのがマルチバースという理論。マルチバースは「横の時間軸」を表します。これをテーマにした映画や小説も数多く作られているため、ご存じの方も多いと思います。未来や過去という縦の時間軸と、マルチバースという横の時間軸にアクセスするというのは、実は風水の運の概念と同じ考えに基づいているのです。
欲しい運があるなら、その運をすでに持っている未来の自分や、別の時空の自分にアクセスしてもらってくる……風水でいう「運を手に入れる」とは、この考え方がベースとなっているのです。
2024年は「時」の運が強まり、別の時空の自分から運をもらいやすい年なので、折りにふれて「別の時間軸にいる自分」に思いを馳せ、アクセスを試みましょう。アクセス方法は人によってさまざま。過去の自分の写真に語りかける、未来日記を書く（未来の自分になったつもりで書く日記）など、いろいろなやり方を試してみて。
言霊の力を鍛えよう
2024年は誰もが「言霊遣い」になれる年。自分の声や音を知り、知識とスキルを身につけて
三碧木星の年は、言霊の力が強まるため、言霊の力をうまく使える人が運に恵まれやすくなります。2023年が「風遣い」の年なら、今年は「言霊遣い」の年と言えるでしょう。
言霊遣いとは、文字通り、言霊を自在に操れる人のこと。優れた言霊遣いは、言霊で人の心を操り、自分の意図した通りに相手を動かすことができます。もちろん、そのためには言葉や音に関する知識やテクニックを身につけるだけでなく、その能力を目的に応じて使えるように訓練を積まなくてはなりません。しかし、三碧木星の年だけは特別。どんな人も、基本的な知識とテクニックをもち、意識して言霊を発すれば、訓練を積んだ言霊遣いと同じような力を発揮できるのです。
言霊遣いになるためには、まず自分が普段どんな言霊、音霊を発しているかを知ることが大切です。そのうえで、その場に合わせた適切な話し方、声の出し方を学び、その通りに実践できるように訓練していかなくてはなりません。
イラスト／戸村桂子（asterisk-agency）
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『李家幽竹の幸せ風水 2024年版』
著／李家幽竹
世界文化社 1100円（税込）
李家幽竹（りのいえ・ゆうちく）
韓国・李王朝の流れをくむ、ただ⼀⼈の⾵⽔師。⼀般社団法⼈李家幽⽵ 空間⾵⽔学会理事⻑。「⾵⽔は環境をととのえることで運を呼ぶ環境学」という考えのもと、様々なアドバイスを⾏いながら、テレビ、雑誌、セミナーなど幅広く活躍。⼥性らしい視点で⽣活におしゃれに取り⼊れる⾵⽔術が秀逸で、幅広い層から⻑年多くの⽀持を集めている。また、主催する空間⾵⽔学会では⾵⽔アドバイザーの育成に尽⼒している。会員制オンラインサロン「李家幽⽵⾵⽔ひみつクラブ」も運営。著書に『どんな運も思いのまま！李家幽⽵の⾵⽔⼤全』『絶対、お⾦に好かれる⾦運⾵⽔』（ダイヤモンド社）、「李家幽⽵マンガ⾵⽔やっていいことダメなこと」（⾶⿃新社）など多数。
李家幽竹オフィシャルウェブサイト
http://yuchiku.com/
一般社団法人 李家幽竹 空間風水学会オフィシャルウェブサイト
https://www.kukan-fengshui.com/
会員制オンラインサロン 李家幽竹 風水ひみつクラブ
https://lounge.dmm.com/detail/5035/
