暮らしを豊かに、私らしく

こんな生活習慣が酸化ストレスを増やす活性酸素を増加させる 「NG 習慣」

加工食品やレトルト食品は活性酸素を増加させる!

炎症を引き起こし、ヘバーデン結節やブシャール結節の発症や悪化につながる活性酸素。

「酸化ストレスを引き起こすタバコやストレスは大敵です。活性酸素をこれまでより減らせるよう、引き算を意識するといいでしょう。そのためには、あまり加工されていない食品を摂ることが大切。例えば、1日放っておいても腐らないような食材は、なるべく食べないようにします。こうした食材には、たくさん添加物が使用されているため、肝臓の負担を増やすことにもつながります。肝臓は体に有害な物質を解毒して、分解する役割をもっていますから」 

また加工品には添加物のほか、アラキドン酸に変換して炎症性サイトカインを増やすサラダ油や、さらに悪いトランス脂肪酸が使用されている可能性も高いでしょう。ヘバーデン結節やブシャール結節を改善したいなら、症状が治まるまで断ち切る覚悟をしたほうがいいそう。

「症状が改善したら、少しずつ食べてもいいですが、ずっと断っていると、悪いものが体に入ったときに痛みがぶり返すなど、てきめんに体が反応するのがわかるようです」

活性酸素チェックリスト

炎症と酸化、そして「糖化」の密接な関係

酸化&炎症の負のスパイラルで発症!

炎症が増えるとそのストレスにより活性酸素が増え、さらには活性酸素が増えることで炎症が発生してしまう……。こうした負のスパイラルに、もうひとつ関連があるのが「糖化」です。

「糖化も炎症を悪化させる要因で、炎症によりさらに糖化が進むのです」

***

指先の変形と痛みを食い止める ヘバーデン結節の症状を和らげる本 増補改訂版(高橋嗣明 著)
宝島社

Amazonで商品詳細を見る

楽天市場で商品詳細を見る

高橋嗣明(たかはし・つぐはる)
1963年、東京都生まれ。北里大学医学部卒業。北里大学大学院医療系研究科修了。北里大学病院に入局し、形成外科、美容外科などを担当。2005年より長野県の北信総合病院にて医長を務め、2013年、長野県中野市にて「たかはしクリニック」を開院。専門である形成外科を中心に、整形外科、皮膚科、美容皮膚科、美容外科など幅広い見地からさまざまな診療・治療を行う。また、オーソモレキュラー療法と解毒治療にも精通しており、慢性の難治疾患の治療にもあたっている。著書に『学校に行けない子供 仕事に行けない大人』(ファインピクサー)、『新型コロナ ワクチン後遺症の早期改善が叶う 薬物を用いない治療方法』(創藝社)がある。

1 2

 

関連記事

花人日和 Online Store

花人日和
花人日和の通販

暮らしが華やぐアイテム満載

ランキング

人気のキーワード

ピックアップ

サライプレミアム倶楽部

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

公式SNS

公式SNSで最新情報を配信中!

  • Instagram
  • LINE
おすすめのサイト
dime
be-pal
リアルキッチン&インテリア
小学館百貨店