女の子の健やかな成長を願う雛祭り。日本古来の伝統行事ですが、最近は狭いスペースでも飾れる小さなお雛様も人気を集めています。現代の暮らしに合わせた個性的な雛飾りをご紹介します。
愛らしい五人ぞろいと飾りのセット。収納も楽にできる「小桜雛収納飾り」
リビングや玄関などにも飾りやすい幅約35cmのコンパクトな雛飾り。京都の人形メーカー「リュウコドウ」の職人が手作りした優しい色合いの5人ぞろいです。ちりめんで作られた丸いお顔には、目や口がチョンチョンと小さく描かれ、なんとも愛らしい表情。お雛様の十二単もちりめんで作られています。三人官女の傍らで桜と橘を持って控えているのは、2023年の干支のうさぎ。お雛様の後ろは屏風の代わりに、桜やうさぎなどの吊るし飾りが飾られています。
赤い飾り台は収納箱を兼ねており、すべての人形と飾りを収納することができます。和の伝統を受け継ぎながら、現代の様式にアレンジしたお雛様です。
小桜雛収納飾り
リュウコドウ
48,400円(消費税込み)
美しい装束の小さなお雛様。桜の几帳も華やかな「ぽてり雛 桜几帳付き」
同じく京都「リュウコドウ」による、ミニサイズのお雛様。名前のとおり、ぽってりとした雛人形は、お顔も衣装も柔らかなちりめんでできており、職人が一つひとつを丁寧に仕上げています。丸くて微笑ましいお顔や美しい装束は、見ているだけで心がなごみ、桜の花をふっくらと取り付けた几帳も華やかで、春らしい一式になっています。また、設置したときの幅は約22cmなので、場所を選ばずに飾れるのも魅力です。
ぽてり雛 桜几帳付き
リュウコドウ
8,360円(消費税込み)
ゆらゆらと揺れるたびに笑顔が広がる縁起物「つるし飾り『つるし飛鳥』」
吊るし飾りは、静岡県の東伊豆町に江戸時代初期から伝わる伝統的な雛飾りです。布で手作りした縁起物を、一家の屋根を表す傘の下に吊るして、女の子の健康と幸せを祈ります。飾りにはそれぞれ意味があり、たとえば五穀豊穣を表す米俵やねずみなど、一つひとつにおめでたい謂れや願いが込められています。飾りは赤や黄色を中心とした明るい色合いで、大きさは4~8cmほど。わずかな風で揺れ動くかわいい姿は、見る人の笑顔を誘います。
つるし飾り「つるし飛鳥」
ジェイ・エス・アイ
14,080円(消費税込み)