遠赤外線効果と蓄熱性の高い土鍋で、食材の旨みを引き出す
天保3年(1832)創業の伊賀焼窯元、長谷園(三重県)が、伊賀の粗土を用いて作ったのがこちらの土鍋。伊賀土は高温で焼成すると細かな気孔ができ、その多孔質な生地は、“呼吸する土”と呼ばれています。遠赤外線効果が高く、加熱をすると、食材の芯までじっくりと熱が浸透します。さらに蓄熱性も備え、火から下ろしたあとも余熱で食材本来の旨みを引き出し、料理をよりおいしく仕上げてくれます。
鍋底の中央は、高温になりにくい特許技術の加工が施されているので、空焚きや長時間の調理が可能です。それにより煮込み以外にも、蒸し焼き、炒め物など、さまざまな調理に対応することができます。また、本体と蓋の間の水分で密閉性が高まる構造になっているため、無水調理も最適。味が薄まることなく、食材のもつ水分を利用して、旨みをたっぷり含んだ料理を作ることができます。
付属の金網をセットすれば、野菜の蒸し焼きや焼きいも、焼きもちなども楽しめます。また、蓋も空焚きできる素材なので、蓋の上に炭を置けば、陶製ダッチオーブンになり、キャンプなどアウトドアでも活躍。レシピ集も付き、バラエティ豊かな食卓を叶えてくれる土鍋です。
ロースト土鍋
長谷園
17,600円(消費税込み)