高性能スポーツカー「M4クーペ」および「M4カブリオレ」がマイナーチェンジを受け、新型モデルが日本上陸。すでに全国のBMW正規ディーラーで販売されている。
文/竹井あきら
マイナーチェンジで20PSの出力アップ
4シリーズは、プレミアムコンパクトセグメントにおけるスポーツセダンの代表格、3 シリーズの派生モデルだ。クーペならではのスポーティでエレガントなデザインとスポーティでダイナミックな運動性能を実現するシリーズとして、2013 年に初代モデルが誕生した。2020 年には第2世代へと進化し、2024年 6 月には第2世代のマイナーチェンジモデルが誕生している。
M4 クーペは4シリーズクーペを、 M4 カブリオレは 4シリーズカブリオレをベースとし、BMWのモータースポーツ車両の研究開発を手掛けるBMW M社が開発した高性能なM モデル。サーキットでの本格的な走行を可能としたMハイパフォーマンスモデルであり、今回の新型は、2020年に登場した第2世代の一部改良モデルとなる。
日本市場に導入されるのは、後輪駆動をベースとしたインテリジェント4輪駆動システム「M xDrive」を搭載し、エンジン出力を向上させたコンペティション仕様の「M4 コンペティションクーペM xDrive」と「M4 コンペティションカブリオレM xDrive」。
両モデルともに3.0ℓ直列6気筒ツインパワーターボエンジンを搭載し、最高出力は従来モデルから20PS向上させた390kW(530PS)を発生する。
また、新型モデルではアダプティブLEDヘッドライトやレーザーテールライトを採用し、エクステリアデザインにより精悍な印象が与えられた。
従来通り、「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を装備し、Apple CarPlayに対応、BMW デジタルキーなども標準装備し、最新の安全機能と快適性能も充実している。
ボディサイズは全長4,805mm、全幅1,885mm、全高1,400mm、ホイールベース2,855mmと両モデル同一。車両重量は、クーペが1,790kg、カブリオレが1,930kgとなっている。
価格は、M4 コンペティションクーペM xDriveが1458万円、M4 コンペティションカブリオレM xDriveが1548万円(いずれも消費税込み)。クーペは左ハンドル仕様も選択可能だ。
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