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だんだんと寒さが厳しくなり、本格的な冬の訪れを感じる季節になってきました。寒くなる季節は様々な体調の変化が訪れますが、日常生活において「トイレに行く回数が増えた」と感じる方も多いのではないでしょうか。

漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品株式会社は、寒くなる冬の季節の頻尿実態調査を実施しました。調査によると、6割以上の方が寒くなる季節にトイレに行く回数が増えたと回答しており、多くの方が寒さによる頻尿を経験していることがうかがえます。

クラシエ薬品株式会社の調査結果より、寒い季節の頻尿の実態と、その改善方法についてご紹介します。

【調査概要】
調査対象:全国の20代~70代の男女200名(有効回答数) 
調査期間:2022年10月6日 ~ 2022年10月11日
調査方法:インターネットアンケート/クラシエ調べ(株式会社ドゥ・ハウスmyアンケートlight利用)

6割以上が寒くなる季節にトイレに行く回数が増えたと回答

調査では、6割以上の方が寒くなる季節にトイレに行く回数が増えたと回答。多くの方が寒さによる頻尿を経験しています。
また男女別では、女性の7割以上が実感しており、男性と比べ約10%高い割合で実感していることがわかります。
女性は男性より尿道が短いうえに、筋力が少ないため泌尿器関係の病気になりやすいと言われており、そうした傾向を表す調査結果となりました。

コロナ禍で尿トラブルにも変化が。テレワークでトイレに行く回数が増えた人は17%

寒さによる頻尿を実感した方に、具体的な悩みを尋ねたところ、「夜中に何度も目が覚めてしまう」が上位となりました。次いで「外出中に突然尿意を感じるようになった」が続き、どちらも生活の質に大きく影響を与える悩みであることが分かります。

また、コロナ禍における生活様式の変化が尿トラブルに影響を与えたかを探る質問をしたところ、トイレに行く回数が「増えた」もしくは「減った」と回答した方は2割に上り、何かしらの尿トラブルの変化を感じた方が、一定数いることが明らかになりました。

頻尿の原因と症状について解説

頻尿とは一般的に起床から睡眠までの排尿の回数が8回以上のことを指しますが、通常より排尿回数が増え、日常生活に支障をきたす状況であれば頻尿といえます。日常生活に潜む頻尿の原因と症状について、NINOMIYA LADIES CLINIC 院長・二宮典子先生が解説します。

寒さが頻尿の引き金に

頻尿を引き起こす原因は疾患や生活習慣も含みますが、寒さも一因です。人間の体は余分な水分を汗や尿で取り除きますが、暑いときは汗をかくため尿の排出割合が少なくなります。

反対に、寒いときは汗をかきにくいため尿の放出割合が高くなります。寒さによって排尿筋(膀胱の筋肉)は収縮し尿を抱える容量が小さくなり、また、寒さによる刺激が尿意を起こす神経を亢進(こうしん)させることもあるため、寒い時期には少量の尿量で尿意を感じやすくなります。

テレワークも頻尿のリスクに影響

コロナ禍でテレワークが浸透したことにより、運動不足やストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。
座りっぱなしは膀胱を支える骨盤底筋の衰えを招くため、頻尿の原因となります。

また、緊張などでストレスを受けると過活動膀胱が起こる場合もあります。過活動膀胱になると、膀胱が過敏になるため尿がたまっていない状態でも尿意を催してしまいます。そのため、いつ突然の尿意に襲われるかわからないため、常にトイレを意識し、排尿することでさらに頻尿を悪化させます。

加齢に伴う夜間頻尿

夜間頻尿とは、「夜間に排尿のために1回以上起きる」症状のことを指します。加齢に伴い夜間の抗利尿ホルモンの分泌量が減ることで、夜間の尿量が増えて夜間多尿となります。夜間頻尿は、睡眠不足に陥るため日中の生活に支障をきたす原因となります。

漢方の視点で頻尿を考える

漢方では、排尿に関するトラブルは、「水(すい)」に不調があり、「水毒(すいどく)・水滞(すいたい)」によって生じる症状と考えられています。さらに、「水」に不調を起こす原因は、「腎(じん)」の衰えといわれています。漢方では内臓を五臓六腑に分けて捉えますが、「水」を調整するのは「腎」であり、「腎」の機能が衰えることを「腎虚(じんきょ)」といいます。

「腎虚」の状態になると、「腎」がつかさどる部位の機能も低下し、排泄能力、骨や脳、耳、生殖能力、髪などの機能がうまく働かなくなり、「排尿・排便異常」をはじめ、「骨の異常や腰痛」、「思考力の低下や物忘れ」、「耳鳴りや聴力低下」、「生殖能力の低下」、「白髪、脱毛など」の症状もあらわれます。
原因となる「腎」の衰えによって起こる「水」の巡りを良くして、頻尿などの尿トラブルの症状を抑えましょう。

おすすめの予防法と対処法

頻尿対策には、生活習慣の改善が有効です。日常生活で意識的に行うことで尿に対する不安を減らし、頻尿になりにくい体づくりを目指してみてはいかかでしょうか。

水分摂取量の見直しと肥満の解消 


1日に過剰に水分を摂取している心当たりがある方は、少し減らしてみましょう。また、利尿作用のあるアルコール、カフェインの含まれるコーヒーは控えましょう。白湯で体を温めるほか、ハーブティーなどのカフェインを含まないお茶を飲み、体をリラックスさせましょう。

肥満による過剰な脂肪によって膀胱が圧迫されることがあるため、肥満傾向にある方は体重を減少させることにより過活動膀胱の対策ができます。適切な食事と運動を心掛け、体重をコントロールしましょう。

骨盤底筋トレーニングをする


骨盤底筋を鍛えることは尿もれや頻尿に効果的です。仰向けやうつ伏せ、座位などの体勢になり、肛門や腟を締めましょう。締める感覚は、排尿を途中で止めるイメージがよいでしょう。骨盤底筋をゆっくりと締めて5秒間保持して戻すことを、1日に50~100回、3回程度にわけて行いましょう。

おすすめの漢方

頻尿の症状には漢方薬もおすすめです。漢方は、身体の中のバランスを整え、症状を原因の根本から改善するはたらきがあるため、不調にしっかり向き合いたい方は専門家に相談の上、お試しください。

<夜中にトイレへ行く・トイレの回数が多い方向けの漢方薬>
八味地黄丸(はちみじおうがん)
体を温める作用があり、衰えた腎の働きを助け体全体の機能低下を改善する効果があります。
「水(すい)」のめぐりを整える生薬と、体を温める生薬の組み合わせで、頻尿や軽い尿もれ、残尿感、夜間尿、排尿困難などを改善していきます。8種類の生薬が配合され、新陳代謝機能を高めて中年以降の方が使用する治療薬として効果がある医薬品です。

<尿量減少、腰痛、下肢のむくみを感じる方ににおすすめの漢方薬>
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)筋肉や骨に栄養分を与え、水分代謝を良くする「八味地黄丸(はちみじおうがん)」という処方に、さらに生薬を加えた処方です。特に、尿量減少、腰痛、下肢のむくみの強いものなどに用いられるほか、足腰などの痛みやしびれの改善に作用する薬で、下半身の痛みや排尿トラブルなどがある方におすすめです。

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