テレビやラジオ、雑誌などの各メディアで活躍中の放送作家・コメンテーター・コラムニストの山田美保子さん。著名人との交流も頻繁なだけに、気の利いた手土産を贈る機会も多くあるそうです。そんな山田さんに毎月、贈る側も贈られる側も心が躍る“とっておきの手土産”を紹介していただきます。
【心躍る! とっておきの手土産】
第20回 外見も中身も大評判の大人の手土産
文・山田美保子
「映える」という言葉が一般に認知されたのは2017年。Instagramで映える「インスタ映え」が発端でした。同時にスイーツ界でも「映える」商品が人気を呼び、“手土産”においても包装紙やパッケージからして「映える」モノが巷を席巻し始めたのです。
それらがエスカレートしすぎて、正直、“出オチ”感が否めないモノも増えつつあるなか、「このお店のサブレは間違いない」とファンが急増しているのが『サブレミシェル』です。
まるで夢の国? 麻布十番でも圧倒的に映えるお店『サブレミシェル』
私が利用するのは麻布十番本店。老舗が多いという印象が強い街ですが、『ハドソンマーケットベーカーズ』、『ル・ポミエ』、『ミラノドルチェ トレ・スパーデ』、そして『麻布かりんと』など比較的新しいのに既に“名所”的な人気店として地元に根付いているお店も多く、「わざわざ麻布十番まで買いに行く」という方も……。
言われてみれば、麻布十番は、街全体がまるで“デパ地下”のよう。もう少し涼しくなったなら、『じゅん散歩』(テレビ朝日系)の高田純次さんのように“街ぶら”をしたくなるような街でもあるのです。
そんな麻布十番にオープンして以来、「圧倒的に映える」「前を通りかかったら、必ず覗いてしまう」「麻布十番の新ランドマーク」などと地元民を唸らせているのが『サブレミシェル』です。 ありきたりなフレーズになりますが、「おとぎ話に出てくるような」とか「夢の国に迷い込んだような」といった表現がピッタリのお店。それほど大きくはないのにショーケースのサブレを端から端までじっくり眺めているとアッと言う間に10数分が過ぎてしまうのでした。
見映えじゃなく、美味しさにも大満足の大人の手土産
実は先日、3泊4日という短期間ではありましたが入院していた私。有難いことに多くの御見舞いをちょうだいし、「快気祝い」や御世話になったお医者様や看護師さんらの御礼の品として選んだのも『サブレミシェル』でした。赤を基調にした紙袋や、色とりどりの缶や箱を見ていただいたら、私がすっかり回復していることが先様に伝わったハズ。蓋を開ける前からテンションが上がりますし、開けた後は、必ずスマホのカメラに画像を残したくなるハズです。
こういう想いをかつてしたことがある……と想いを巡らせたところ、花や動物などの絵柄の箱にメッセージも入っていたことで業界人にもファンが多く、箱のコレクターも多い『西光亭』(東京・代々木上原)が浮かびました。ここのクッキーも返礼品にするには最適で、実際、お祝い返しとして必ず『西光亭』を利用している人が出版業界には多いように思います。
もちろん、箱だけが目立っていて中身を美味しくいただけないのでは、“大人の手土産”としては失格です。その点、『サブレミシェル』のサブレたちは、『西光亭』のクッキーのように「ちゃんと作られている」「美味しい」と大評判。加えて、『サブレミシェル』は箱だけでなく缶もあって、食べ終えた後、箱や缶を再利用できる“お楽しみ”もあるのです。たとえばオフィスで『サブレミシェル』を貰ったならば、女性社員の間で空き缶や空き箱の争奪戦が絶対に繰り広げられるハズです。私もアクセサリー入れや、デスク周りの文具入れなどに『サブレミシェル』の缶を利用しています。
ホームパーティーの手土産にも! バラエティ豊かなラインアップ
続いての優れている点は、価格が数百円から揃うので、複数の方への手土産や、ホームパーティーや“お楽しみ会”のような機会に用意するお土産としても最適なのでした。 まずは「ヴォヤージュサブレ」。世界各国を旅しているかのような名所のイラストが入った缶に、関連したモチーフのサブレが吹寄せのように詰まっています。
続いては「ケーキサブレ」です。苺のショートケーキをそのままサブレにしたような、まさに映える一品で、ホールケーキ風の「ケーキサブレ缶」を手土産にしたなら、先様が歓声をあげることは間違いナシ。これまたありきたりの表現ですが「食べるのがもったいない」のです。
缶に直接手を伸ばして食べるよりも、ひと手間かけて、お皿に取り分けたり、ホールケーキのように丸ごと大皿に置いたりしても本当に映えます。 もう一つ、マカロンのようなフォルムの「フルールクリームサンド」も、お皿に移すとますます映えること間違いナシです。
ホワイトデーや自分への御褒美にもおすすめの、誰もが心躍るギフト
ずいぶん先の話になりますが、ここまで女性ウケがいいということはホワイトデーのギフトとしても最適だということ。実はいちばん最初に私に『サブレミシェル』をくださったのは、コロナ禍に度々テレビに出演されていたお医者様からのホワイトデーギフトでした。
同日の映えるギフトといえば、“デキる妻”の存在が見え隠れするものですが、そのお医者様曰く、「自分で選びました」とのこと。常に物腰が柔らかく、現場の女性スタッフからも大人気のお医者様でしたが、『サブレミシェル』を御存知で、しかも御自分でホワイトデーのギフトを用意されたとは……! その方のポイントがますます上がったことは間違いありません。
『サブレミシェル』……、手土産のみならず、「自分への御褒美」としても是非! 夢の国、おとぎの国へ誘われることは間違いナシですよ。
山田 美保子(やまだ・みほこ)
1957年、東京都出身。TBSキャスタードライバー、フリーレポーターを経て、「カノッサの屈辱」「恋のから騒ぎ」や「踊る!さんま御殿!!」などの人気番組の放送作家として活躍。テレビやラジオのコメンテーター、コラムニストとしても活動中。
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サブレミシェル
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