印伝の技を駆使して吉祥紋様を描き、春を待つ心を表現
漆黒の鹿革に愛らしいうさぎと桜の花を描いたこちらの長財布は、甲州印伝(山梨県)の伝統工芸士、山本裕輔さんの手によるものです。柔らかく丈夫な鹿革に、漆で文様を付けるのが印伝の技法。漆の色はほとんどが黒、赤、白であるなか、山本さんが手がけた本品は、赤と白の本漆をほのかな桜色に調合して、優しい雰囲気を醸し出しています。
今年の干支である卯(うさぎ)は、「月(ツキ)を呼ぶ」「飛躍」などの意味を持つ縁起のいい動物です。幸せを呼び込む吉祥紋様として、また、桜色のうさぎと桜の花を描くことで、春を待つ心が表現されています。根付にも桜色のローズクォーツに金色の花うさぎの絵を刻み、美しい輝きを放っています。
財布の内側は牛革を使用し、丈夫でなめらかな手触り。種類別に収納できる札入れ2室と小銭入れの3室の構造で、札入れにはマチが付き、出し入れがしやすくなっています。領収書やチケットなどを収納できる長ポケットや、カード専門のポケットも備え、機能性も優れています。
甲州印伝長財布「吉祥花うさぎ」
I.E.I
32,780円(消費税込み)