夏の風物詩と言えばやっぱり花火。大空に浮かび上がる大輪の花は、その命がはかないからこそ美しく、心に残るものです。とはいえ、人気の花火大会は人出も多く、花火を見る前も見た後も人の多さに疲れ切ってしまうなんてことも。そこで今回はお部屋から花火が見られる宿をセレクトしました。たった1日だけではなく、複数回に渡って行なわれる花火大会を中心に選びましたので、都合に合わせて旅の計画を立ててみませんか。
「一休.com」から厳選した「部屋から花火が見られる宿」。宿泊したいホテルを見つけたら、<一休ボタン>をクリックしてください。「一休.com」でWeb予約が可能です。
夏の暑い盛り、納涼にもってこいの花火を、ゆったりと宿から眺める。贅沢な気分に浸れる癒やし旅になること間違いなしです。
1:ISHINOYA 熱海/石のや 熱海(静岡県)
写真・情報提供/一休.com
奈良時代から続く、歴史ある温泉保養地「熱海」。近代でも多くの文化人たちに愛され、文学作品などの舞台ともなってきました。
地形を利用した日本最大クラスの斜面型リゾートマンションの、24階から28階に入る『ISHINOYA 熱海』。どの部屋からも熱海市内を一望でき、屋上からは地平線も見渡せます。
▷この宿から見える花火
「熱海海上花火大会」は1952年にはじまった歴史ある花火大会で、夏だけではなく年間を通して10回以上も開催されています。打ち上げ会場は熱海湾。すり鉢状の地形に反響した花火の音は、まるで大きなスタジアムにいるかのような大音響になるそう。ホテルの全客室から見られます。
今年の夏は7月28日(金)、8月5日(土)、8日(火)、18日(金)、22日(火)、25日(金)に開催。9月以降も開催されるので、詳しい開催日は公式サイトをご確認ください。打ち上げ時間は20時20分~20時45分(9月以降は20時20分~20時40分)、雨天決行。
▷この宿ならではの魅力
写真・情報提供/一休.com
和の美意識を踏襲しつつも、多目的な宿泊スタイルに対応できるリゾート型ホテル。和モダンをコンセプトベースに、現代的なエッセンスを加え、海や森を満喫できる眺望を活かした設えとなっています。
柔らかいお湯で、肌に優しい温泉が大浴場はもちろん、全ての客室で楽しめます。泉質は弱アルカリ泉、カルシウム・ナトリウム塩化物泉で、関節痛、冷え性、腰痛に効能があります。
情報
TEL/050‐3803‐6751
住所/静岡県熱海市熱海1739‐35 パサニアホテル棟27階
室数/22室
おすすめのプランは、「【スイートルーム】金目鯛まるごと1尾!伊豆の幸を贅沢に愉しむ「金目鯛の酒蒸しプラン」(1泊2食付)」夕朝食付き2名で112,200円~。
2:布半(長野県)
写真・情報提供/一休.com
1日15,000キロリットルの湧出量を誇る上諏訪温泉。その温泉郷で随一の歴史を持つ創業170年以上の『布半』。明治時代に諏訪で初めて天然温泉を掘り当て、島木赤彦や斎藤茂吉など多くの著名人や作家に愛されてきました。
二つある大浴場にはたっぷりの天然温泉。入浴中はつるつるとした、湯上りはさらさらとした湯ざわりで、肌に優しい「美肌の湯」です。
▷この宿から見える花火
「諏訪湖サマーナイト花火」の期間中は毎日、音楽に合わせて花火が打ち上げられます。湖上から花火を観賞できる「サマーナイト花火クルージング」も開催。8月15日(火)には4年ぶりに「諏訪湖祭湖上花火大会」が開催される予定。湖側の客室から見られます。
期間は7月28日(金)から8月27日(日)まで、20時30分から10分間で約500発の花火が上がります。雨天決行、荒天の場合は中止の可能性あり。
▷この宿ならではの魅力
写真・情報提供/一休.com
湖側の全ての部屋からは、朝晩の諏訪湖の美しい景色を楽しむことができます。諏訪湖畔までは徒歩1分なので、浴衣で外に出て、夕涼みがてら花火を眺めるのもよさそうです。
信州ならではの素材や、とれたての旬の素材を使ったお食事も自慢。美味しいものを適度な量でいただける「美味少量会席」も提供しています。
情報
TEL/0266‐52‐5500
住所/長野県諏訪市湖岸通り3‐2‐9
室数/35室
おすすめのプランは、「<布半基本Style>布半の魅力を凝縮5つ星」夕朝食付き2名で50,000円~。
3:シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート(宮崎県)
写真・情報提供/一休.com
太平洋に面した南北約11キロメートル、約700ヘクタールの黒松林に囲まれたフェニックス・シーガイア・リゾート。その中心に佇むのが『シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート 』です。
宿泊者専用の「THE LIVING GARDEN」は、“水のエリア”と“森のエリア”に分かれ、水エリアにはプールやガゼボが、森エリアには焚き火を囲めるソファーでゆったりくつろげるリビングが設置されています。
▷この宿から見える花火
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート内で打ち上げられる花火。リゾート内のどの客室からも間近に花火を見ることができます。全客室および「THE LIVING GARDEN」にて、打ち上げ花火にあわせて音楽も配信。
開催期間は7月15日(土)、16日(日)、7⽉22⽇(⼟)~8月31日(木)、20時から約3分間。日程や時間は天候や諸事情により変更となる場合あり。
▷この宿ならではの魅力
写真・情報提供/一休.com
高さ154メートルを誇り、周りに遮るものがないため736もの全客室がオーシャンビューという雄大なロケーションが自慢です。大型リゾートらしく、セグウェイや乗馬体験、星空の下でプレイするナイトゴルフ、世界中のセレブに愛されているスパブランド「バンヤンツリー・スパ」など、さまざまなコンテンツが用意されています。
九州出身の放送作家、小山薫堂氏がプロデュースした「Beef Atelier うしのみや」はたった6席だけの牛肉割烹店。宮崎牛を様々な調理方法で堪能する、“究極の牛肉割烹コース”が人気です。
情報
TEL/0985‐21‐1113
住所/宮崎県宮崎市山崎町浜山
室数/736室
おすすめのプランは、「【夏旅】36階専用クラブラウンジで大人リゾートを満喫プラン」朝食付き2名で45,600円~。
4:ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾート(北海道)
写真・情報提供/一休.com
日本で3番目に大きなカルデラ湖として有名な洞爺湖。大自然に囲まれた美しい湖、迫力ある有珠山、昭和新山などの火山、その恩恵を受けた温泉地として北海道でも人気の観光スポットです。
『ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート』は、全客室からはもちろん、館内の至るところから洞爺湖の絶景を見渡すことができます。
▷この宿から見える花火
「洞爺湖ロングラン花火大会」は4月から10月までの長期にわたって毎夜開催される、今年42回目を迎える名物花火大会。色とりどりの花火が湖面に映り込み、幻想的な世界を作り出します。花火と共に移動する、花火観賞船の運航も。宿の全客室から見られます。
今年は10月31日(火)まで、20時45分から約20分間花火が打ち上げられます。雨天決行ですが、風向・風速が不安定な場合は中止になることもあり。
▷この宿ならではの魅力
写真・情報提供/一休.com
最上階にある展望大浴場「EZOFUJI」は、洞爺湖のパノラマはもちろんのこと、寝湯、薬湯、立ち湯、シーズンごとに旬の湯を愉しめる「季節の湯」など、様々な浴槽を満喫することができます。
レストランは、ビュッフェタイプの「波の音」、和風フレンチの「風の音」、1日15組限定の「乃の風茶寮」、ペットと一緒に食事を愉しめる「ウィズ」の4つ。地元周辺でとれた野菜、噴火湾名産のホタテやアイナメなどの魚介類、道産ブランド牛や「だて牛乳」などの乳製品をふんだんに使用しています。
情報
TEL/0570‐026571
住所/北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉29‐1
室数/164室
おすすめのプランは、「【和食会席 乃の風茶寮】 個室食事処のお食事でゆったり(夕食:和食会席/朝食:ブッフェ)」夕朝食付き2名で62,260円~。
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夏の夜を彩る花火は年に一度は楽しみたい風物詩のひとつ。少しでも多くの人を楽しませようと開催日を増やす観光地も増えてきました。
年に一度だけの盛大な花火大会も捨てがたいですが、開催される日数が多ければ宿も取りやすくなるというもの。ぜひ、花火大会を部屋から楽しめる宿へ出かけてみてください。
情報・写真提供/⼀休.com