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占星術研究家・水晶玉子さん 撮影/伏見早織(世界文化ホールディングス)、ヘア&メイク、着付け/瑳峨直美、衣装協力/創作きもの にしお(帯)

上がる物価、終わらないコロナ禍や戦争、英国や日本で国を代表する人が相次いで亡くなるなど、「ひとつの時代が終わった」という印象が強い2022年がフィナーレを迎えます。そこで、来る2023年について、「当たる」と評判の占星術師・水晶玉子さんにお話を伺いました。1回目は「2023年はどんな年になるのか」を中心に、開運の方法を教えていただきました。この2回目では、気になる金運を中心に、開運日と考え方を解説します。

取材・文/前川亜紀

家族の関係が落ち着き、子供も独立し、自分の体のこと……例えば病気や不調との付き合い方もわかってくる私たちの世代が、最も気になるのは金運! そこで占星術研究家・水晶玉子さんに、2023年に金運を上げるコツについて伺いました。

占星術研究家・水晶玉子さん 撮影/伏見早織(世界文化ホールディングス)、ヘア&メイク、着付け/瑳峨直美、衣装協力/創作きもの にしお(帯)

金運がやってくる人の条件

水晶玉子さん 金運はやりたいことが明確な人にやってきます。ぼんやりと「お金がほしいな」とか「お金持ちになりたいな」と思っていても、なかなか金運はやってこないのです。

1回目で、2023年は癸卯(みずのとう)の年。雨を司る癸の年だから、「雨垂れ石を穿つ」のように、コツコツと続けることが開運行動だとお話しました。これは金運にも当てはまります。

金運を上げたいなら、2023年の1年間、どのような手段で、いくら稼ぎたいか、いくら貯金をしたいか、お金にまつわる願望をノートなどに書き出すことから始めましょう。例えば、パートタイムで働いている人が収入を増やそうとした時、働く時間を増やすのか、社員を目指すのか、副業や転職を考えるのかによって、目標も行動も変わってきます。

フリマアプリで不用品を販売することも、ささやかでも重要な経済活動ですね。この時も、目標額を設定すれば、漫然と出品するのより、高額に早く売れるように写真の撮り方、文章の書き方、出品のタイミングなどを、工夫するようになるはず。こういうことの蓄積が、やがて大きな金運を運んでくるのです。

年間5~6日しかない、運がいい日を活用

――工夫の蓄積、ですね。さっそく行動に移したいと思います。

水晶玉子さん ただ、こんな時も、勢いに任せてスタートするのではなく、「金運のいい日」に始めるといいですよ。

金運のいい日は、年間5~6日ある天赦日、約60日ある一粒万倍日、そして寅の日と巳の日です。

天赦日はすべての開運につながるラッキーデー。天が地上の万物を養い、その罪を許す日と言われる大吉日。大きな課題に取り組んだり、思い切ったことをするのにいい日です。

一粒万倍日は、一粒の籾が何万倍もの身を着ける稲穂に育つように、大きな成功や幸運の種まきによいとされる日です。仕事の契約を交わしたり、宝くじの購入にもおすすめ。特に大安や天赦日と重なる時は、新しいことを始めてみましょう。

寅の日は、寅は体が黄金色ともいわれ、金運の象徴だからです。また寅は「千里行って千里を帰る」ことができるとされています。これをお金の動きになぞらえると「出て行ったお金を呼び戻してくれる」とも。この日は財布の購入にも吉日です。

巳の日は、芸事、金運、財運を司る弁財天の使いが「巳」であることから金運が上がる日とされています。縁結び、学業成就などにも縁があります。なかでも「己巳」(つちのとみ)の日は、最強の金運日。弁財天を祀る神社へのお参りや、財布の新調、宝くじの購入にも適しています。

いずれも私の新刊『水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2023』に明記していますので、見落とすことなく活用をしてください。収入アップだけでなく、金運がいい日に貯金を始めると、目標額が達成しやすくなりますよ。また、運というのは、人からもたらされるので、吉日は、人に会ったり、仕事の面接や商談に行くのにもおすすめです。いい日に動くほど、いいご縁が結ばれやすくなります。

2023年の最強の開運日は、正月早々の1月6日。次ページに続きます

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