アウディジャパンは、アウディのフラッグシップセダン「A8」の限定モデル「A8 Grand Touring limited」を全国のアウディ正規ディーラーを通じて発売を開始した。
文/竹井あきら
よりスポーティで、より快適なグランドツーリングを
アウディの最上級セダンである「A8」は、1994年の初代登場から現行の第4世代に至るまで、常にアウディのスローガン「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」を体現してきたモデルだ。
この度リリースされた「A8 Grand Touring limited」は、 最大出力250kW、最大トルク500Nmを発生する3ℓV6直噴ターボエンジンを搭載する「A8 55 TFSI quattro」と、同エンジンにモーターを組み合わせたPHEV仕様の「A8 60 TFSI e quattro」をベースに、よりスポーティなエクステリアとグランドツアラーとしての快適性を与えられた特別仕様車。「55 TFSI quattro」ベースモデルが限定30台、PHEV仕様の「60 TFSI e quattro」ベースは限定10台、合計40台の限定モデルとなる。
両モデル共にコンフォートパッケージ、パノラマサンルーフ、23スピーカーを備えたBang & Olufsen 3Dアドバンストサウンドシステムを搭載。また、S lineスタイリングパッケージと、ブラックAudi rings & ブラックスタイリングパッケージが施され、Audi Sport製ブラックの10スポークスターデザインアルミホイール9J×21、265/35 R21タイヤを特別装備し、スポーティなドライバーズカーらしい精悍さを際立たせている。
さらに「55 TFSI quattro」をベースとするモデルには、快適性を高めるコンフォートセンターアームレスト(フロント)、シートベンチレーションマッサージ機能(フロント/リヤ)とともに、通常のアダプティブエアサスペンションに比べて車高を10mm低く設定するアダプティブエアサスペンションスポーツを特別装備。ボディカラーには、ハイパフォーマンスモデルの「 RS」に採用されてきた「スズカグレーメタリック」を特別採用している。
PHEV仕様の「60 TFSI e quattro」をベースとするモデルには、スポーティなテイストの内装に仕上げるS lineインテリアプラスパッケージとヘッドライニングブラックダイナミカとともに、ボディカラーには、「セブリングブラッククリスタルエフェクト」を特別採用している。
「A8 Grand Touring limited」の価格は、「55 TFSI quattro」ベースモデルが1567万円、PHEV仕様の「60 TFSI e quattro」ベースモデルは1608万円(いずれも税込)となる。
問い合わせは、アウディコミュニケーションセンター(0120-598106)まで。