2024年は、グッチ製品が日本で初めて正式に紹介されてから60年目のアニバーサリーイヤーとなります。現在、グッチでは日本への感謝を示し、今後さらに日本とのつながりを深めていくために、さまざまなプロジェクトやイベントを展開中です。

その一環として新たなアートプロジェクト「Gucci Bamboo 1947: Then and Now」が発表されました。本プロジェクトでは、日本の伝統工芸作家とコンテンポラリーアーティストがヴィンテージの「グッチ バンブー 1947」ハンドバッグを用いた作品を創作。同時に、ヴィンテージバッグを発掘し、アップサイクル(創造的再利用)を促進するという先進的な取り組みも実施されます。

「グッチ バンブー 1947」の誕生には、日本との縁があります。上質な素材を手に入れるのが困難だった戦後期のイタリアで、ブランド創設者であるグッチオ・グッチとフィレンツェのグッチの職人たちが日本の竹を加工してバッグのハンドルにしたのです。そして1947年に誕生したバンブーハンドルのバッグは、ひと目でグッチと分かるアイコンとなり、クラフトマンシップとラグジュアリーにおける先駆者としてのグッチを象徴する存在であり続けています。

今回のプロジェクトで用いられるのは、主に1980年代から90年代に製造・販売された「グッチ バンブー 1947」です。時を重ねてもなおそのエレガントな美しさを保ち続けている60点のヴィンテージバッグをグッチの専任アーキビストが厳選。これらを託されたアーティストは、彫金家で人間国宝の桂盛仁氏、その弟子の北東尚呼(あいなおこ)氏、塗師の渡慶次愛(とけしあい)氏、陶芸家の中里博恒氏、写真家の森山大道(もりやまだいどう)氏、そして画家の八重樫ゆい氏と横山奈美氏です。伝統工芸作家とコンテンポラリーアーティストが、自身の匠の技とクリエイティビティを通じて、グッチの職人たちの技の軌跡やそのバッグが過ごしてきた豊かな時間と対話しながら唯一無二の「グッチバンブー 1947」を創り上げます。

作品として完成した60点の「グッチ バンブー 1947」は、8月2日(金)から 9月23日(月・祝)まで、東京・銀座のグッチ銀座 ギャラリーにて開催される「Bamboo 1947: Then and Now バンブーが出会う日本の工芸と現代アート」展にて一般公開され、アートピースとして販売される予定です。

一流の伝統工芸作家と気鋭の現代美術作家によってグッチのヴィンテージハンドバッグがどのように生まれ変わるのか、非常に楽しみなプロジェクトとなりました。展覧会では、約60点の作品とともに、「グッチ バンブー 1947」の歴史も紹介されます。まもなく開催される展覧会で、グッチが目指す伝統と革新の物語を体感してみてください。

展覧会基本情報

「Bamboo 1947: Then and Now  Celebrating 60 years of Gucci in Japan
バンブーが出会う日本の工芸と現代アート」展

会 期 :2024年8月2日(金)– 9月23日(月・祝) ※会期中無休
場 所 :グッチ銀座 ギャラリー 東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座6-7階
時 間 :11:00-18:00 (最終入場 17:00)
※8月2日(金)– 4日(日)は、17:00終了(最終入場 16:00)
入 場 :無料・予約不要
U R L :https://www.gucci.com/jp/ja/nst/bamboo-1947-ginza
※開催内容・時間は予告なしに変更となる可能性がございます。

 

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