1800年代に英国貴族の間で発祥した喫茶習慣、アフタヌーンティー。友人たちを招いて軽食を楽しむ社交の場として、貴族夫人の間で流行したそうです。その習慣が、ここ数年で「ヌン活」(アフタヌーンティーを楽しむ活動)として人気を博しているのをご存じでしょうか。
最近では王道の英国式だけではなく、中華や和食という変わり種のアフタヌーンティーも登場しています。少しずついろいろ食べたい女性にとって、アフタヌーンティーというスタイルはぴったりなのかもしれないですね。
そこで今回は、ロケーションも内容も充実し、秋の味覚を堪能できるアフタヌーンティーを「一休.com」から厳選しました。体験したいプランを見つけたら、<一休ボタン>をクリックしてください。「一休.com」でWeb予約が可能です。
非日常な空間で、プティフールやサンドイッチをつまみながら、気の置けない友人たちとおしゃべりに花を咲かせる昼下がり。日頃の自分へのごほうびとしてもおすすめです。
1:ラウンジバー プリヴェ/パレスホテル東京(東京・丸の内)
写真・情報提供/一休.com
『パレスホテル東京』のシェフが腕によりをかけたメニューは、四季折々の旬な素材を使った一品一品が繊細で、まるでフレンチダイニングでの体験を凝縮したかのような仕上がりです。独創的なスタンドは、ホテル内のフランス料理『エステール』のコンセプトである“大地と海の出会いの物語を紡ぐ場所”をモチーフにし、目の前に広がる皇居外苑の豊かな自然をイメージしたオリジナル。
▷アフタヌーンティー
アフタヌーンティー “テール エ メール”(乾杯シャンパーニュ付き) 11,960円
●メニュー例
<一段目>
・ピッツァ スライダー 4種
熊本県産赤毛和牛 / 九州産石鯛とオリーブ / 天城軍鶏とサマートリュフ / 日本海の鱸とキャビア
<二段目>
・季節野菜(ズッキーニ、万願寺とうがらし、ビーツ、南瓜、茄子、ラディッシュ)ビーツの自家製ソース
<三段目>
・キウイ/抹茶とアプリコットのフラン / エストラゴン風味のババ
・ピスタチオのパリブレスト
・レモンのタルト
・ル・ショコラ・アラン・デュカスのチョコレート
<ル・ショコラ・アラン・デュカスのチョコレートを使用したデザート>
・味噌とサラワク産黒コショウ
<パン>
・パン オゾリーブ 、季節野菜のクリーム
<ドリンクフリーフロー>
・ロンネフェルト社認定ティーマスター監修のティーリスト約30種
※その日の旬の食材を使用するため、変更となる場合あり。
写真・情報提供/一休.com
都心でありながら美しい緑と水に恵まれた地にある『パレスホテル東京』内のラウンジバーは、シックで大人な雰囲気。店名の“プリヴェ (仏語: プライベート) ”が表す通り、趣のあるカウンターや、心地よい風を感じられるテラス席で、充実のプライベートタイムを過ごせます。アフターヌーンティー以外にも、ランチタイムにはホテル内の『日本料理 和田倉』が提供する「4段の季節の彩り小箱」や「国産牛フィレカツサンド」が楽しめます。その他にも30種類以上の紅茶やハーブティーなど女性に嬉しいメニューが揃っています。
情報
住所/東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスホテル東京6F
営業時間/11:30~23:30、日曜・祝日 11:30~21:30(L.O.22:00)
定休日/月曜・火曜
2:なだ万/シャングリ・ラ 東京(東京・丸の内)
写真・情報提供/一休.com
日本料理の名店『なだ万』と『シャングリ・ラ 東京』のぺストリーのコラボレーションによる「和アフターヌーンティー」は、週末のみの限定メニューなので見逃せません。和食らしく季節感にあふれ、目も楽しませてくれます。ご両親や目上の方をお招きするにも引けを取らないプランです。ドリンクの中でもおすすめは、「シャングリ・ラ 東京 オリジナルヒマラヤン ブレンド」。崇高で誉れ高いダージリンとネパールからの茶葉を使用した、ここでしかいただけないオリジナルブレンドのオーガニックティーです。
▷アフタヌーンティー
【週末限定!なだ万オリジナル!和 アフタヌーンティー】和と洋の豪華な融合 8,602円
●メニュー一例
<セイボリー>
・豚生姜焼きサンド
・夏鴨ロース
・冷製とうもろこし玉地蒸し
・粟麩田楽
<寿司>
・和牛手毬寿司
・鮎手毬寿司
・穴子胡瓜手毬寿司
<スイーツ>
・マンゴーわらび餅
・ライチ葛切り 黒蜜ソース
・ずんだ団子
・抹茶ティラミス
<スコーン>
・クラシック
・黒蜜きな粉
<ドリンクフリーフロー>
・シャングリ・ラ 東京 オリジナルヒマラヤン ブレンド、他
※仕入状況により変更になる場合あり。
写真・情報提供/一休.com
1830年の創業以来、その独創的な懐石料理が世界中の食通に愛され続けてきた『なだ万』。日本の「四季」と「森」をイメージした空間は、『シャングリ・ラ 東京』ならではのモダンな雰囲気で、29階からの眺望も圧巻です。ベテラン料理長の創り出す、日本特有の四季折々の素材の持ち味を大切にした本懐石、寿司、鉄板焼などが楽しめます。
情報
TEL/050-5232-1287(予約専用)
住所/東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館 シャングリ・ラ ホテル 東京29F
営業時間/11:30~15:00(14:00L.O.)、17:30~22:00(21:00L.O.)
定休日/水曜・木曜
3:REIKASAI GINZA(東京・銀座)
写真・情報提供/一休.com
飲茶をアフタヌーンティーとして楽しめるプラン。シノワーズ風のスタンドに飾られた点心の可愛らしさが目を引きます。医食同源の発想を原点とする王朝チャイニーズなので、ドリンクに、健胃茶や抗老化茶などの健康茶がラインナップしていることが特長です。中国・桂林の山々をイメージし、霧をイメージした半透明のカーテンで仕切られているため、周囲に気兼ねすることなくくつろげます。
▷アフタヌーンティー
【アフタヌーンティープラン】5,500円
●メニュー例
<飲茶>
・ぷりっと海老ハーカオ
・翡翠ぎょうざ
・かに小籠包
・ココナッツ団子
・皇帝海老入りシュウマイ
・韮菜包(ジュウツァイパオ)
<甜点>
・マンゴープリン
・桃マン
・ゴマ団子
・プチちまき
・胡瓜の和え物
<フリードリンク>
・烏龍茶やオリジナルブレンド健康茶など
写真・情報提供/一休.com
西太后時代に高級官僚を務めていたレイ子嘉(レイ・ズーチャー)を創始者とする、中国清王朝時代の宮廷料理を現代に伝える稀有な一軒。北京の本店には世界中の美食家たちが訪れることで知られています。皇帝や西太后に提供された料理の数々は、医食同源の発想を原点とした身体に優しく内面から人を美しくする力を持った長寿食です。素材を厳選し、化学調味料を一切使わず、季節感を重視し、栄養バランスが考えられた料理は、シンプルながら味わい深く、真の贅沢な美食を実感できます。
情報
TEL/050-5232-6033(予約専用)
住所/東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル9F
営業時間/11:30~15:00(14:00L.O.)、17:00~22:30(21:30L.O.)
定休日/水曜
4:イルピノーロ スカイテラス(神奈川・横浜)
写真・情報提供/一休.com
栗やさつまいもなど秋の食材をふんだんに使用した、彩り鮮やかなプティフールなどが3段スタンドに並ぶ、王道のアフタヌーンティー。横浜の海を眺めながら楽しめ、満足度の高いひとときが過ごせます。スパークリングワイン(スプマンテ)もフリーフローなので、お酒が好きな人におすすめのアフタヌーンティーです。
▷アフタヌーンティー
【アフタヌーンティー】秋の味覚を堪能する3段スタンド+スパークリング含むドリンクフリー 5,500円
●メニュー例
<一段目>
栗のモンブラン
シャインマスカットのマリトッツォ
<二段目>
・洋ナシのケーキ
・ショコラテリーヌ
・さつまいものプリン
・フランボワーズマカロン
<三段目>
・サーモンマリネとリコッタチーズのブルスケッタ
・鶏むね肉のインボルティーニ
・フルーツトマトとモツァレラチーズのカプレーゼ
・プロシュート
・フリッタータ
<ドリンクフリーフロー>
・約20種のドリンク
※仕入れ状況により内容は変更になる場合あり。
写真・情報提供/一休.com
パスタやピッツァ、イタリアンドルチェ、イタリアを中心とした世界各国のワインが楽しめる、にぎやかさと落ち着きを兼ね備えたダイニング。海側のメインダイニングから見える景色は横浜でもトップクラスで、時間や季節によってさまざまな表情を見せてくれます。そごう横浜店10階にあり、1日中オープンしているため、時間を気にせず立ち寄れるのもうれしいポイント。
情報
TEL/050-5232-1318(予約専用)
住所/神奈川県横浜市西区高島2-18-1そごう横浜店10F
営業時間/11:00~23:00(20:30L.O.)
定休日/無休(そごう横浜に準じる)
5:スケープス ザ スイート(神奈川・葉山)
写真・情報提供/一休.com
都心から1時間程度のプチトリップで、自然を感じながらのアフタヌーンティーが楽しめます。お皿にプティフールが所せましと並ぶスタイルも新鮮。月変わりでメニューが変わるので、毎月訪れたくなります。広大な海を眺めながら、おいしいものとおしゃべりを楽しめば、日頃の疲れや悩みもすっきり、リフレッシュできることでしょう。
▷アフタヌーンティー
【平日限定アフタヌーンティー】季節のスイーツ・セイボリー&ロンネフェルト等カフェフリー+乾杯酒1杯付
4,500円
●メニュー例
・アップルパイ
・大学芋のグラスショート
・木苺のマカロン
・ロゼワインジュレ
・フランボワーズのムース
・紅茶と林檎のパウンドケーキ
・林檎のキモーヴ
・洋梨タルト
・ディアマンクッキー
・SCAPES特製オリジナルスコーン・葉山ブレドール クロワッサンのオリジナルサンド
・三浦朝採れ野菜のバーニャカウダ
・季節の野菜のポタージュ
<ドリンクフリーフロー>
・ドイツの歴史ある『ロンネフェルトの紅茶』各種、他
写真・情報提供/一休.com
窓の向こうには見渡す限りの水平線が広がり、正面には富士山、江ノ島を臨む絶景。葉山というロケーションを存分に堪能できます。シェフ自らが生産者を訪れて厳選した三浦半島の旬の食材を使い、生産者の想いと共に四季折々の「葉山の土地の色」をテーマにした料理を提供しています。都心からたった1時間で日々の喧騒から離れ、のんびりとリフレッシュするのに最適な一軒です。
情報
TEL/050-5232-9984(予約専用)
住所/神奈川県三浦郡葉山町堀内922-2
営業時間/11:30~15:00(13:30L.O.)、14:00~17:00(L.O.16:00)、17:30~21:00(20:00L.O.)
定休日/無休
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おいしい食事はもちろん、大切な人とゆったりと過ごせることがアフタヌーンティーの醍醐味といえます。
いつもとは異なるロケーションで、思い出に残るひとときを過ごしてみませんか。
※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2023年10月17⽇(火)時点での情報をもとに作成しています。
提供されるサービスの内容は随時、変更になる場合があるため、各プランの詳細をご確認のうえお申し込みください。
情報・写真提供/⼀休.com
文/佐々木美穂