泉鏡花が憑かれたように集めた兎の置物【文士の逸品No.16】

◎No.16:泉鏡花の兎の置物 文/矢島裕紀彦 神経症と言っていいくらいの、独自の気の遣い方であった。極度に黴菌(ばいきん)を恐れ、酒はぐらぐらと煮立てた熱燗ならぬ煮え燗。もちろん、刺し身など見るのも嫌。豆腐の「腐」の字 … 続きを読む 泉鏡花が憑かれたように集めた兎の置物【文士の逸品No.16】