新着記事

クリスマスマーケットの本場ドイツ。画像はボン。

一生に一度は訪れたい! クリスマス市の「屋台グルメ」の食べ歩き方(ドイツ)

シニア層でも利用率の高いSNSアプリはLINEと判明!

【シニアのスマホ利用事情】SNSをしている60代以上の9割は「LINE」

せりのとろろ昆布にぎり

【管理栄養士が教える減塩レシピ】鍋の具材以外でも楽しめる!「せりとあさりのかき揚げ」「せりのとろろ昆布にぎり」

酒燗器 ゆめここち|好みの温度で酒の燗がつけられる美濃焼の酒器

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(1/27~2/2)射手座~魚座編

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(1/27~2/2)獅子座~蠍座編

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(1/27~2/2)牡羊座~蟹座編

迫力ある場面が展開された第2話の合戦シーン。市街戦が描写されるのは珍しい。

「リアルな戦国」を描写する『麒麟がくる』 やがてくる「本能寺の変」への伏線【麒麟がくる 満喫リポート】

体圧分散マットレス フィベールエアー|好みの面で使い分け。バランスのよい寝姿勢で安眠に誘う

『徳川慶喜』での主演以来22年ぶりの大河ドラマ出演。取材を通じて感じる、道三役への並々ならぬ決意に、期待感だけが高まる。

【インタビュー】『麒麟がくる』で斎藤道三を演じる本木雅弘。大河に新たな伝説が生まれる予感

通販別冊『大人の逸品』最新号はこちら

LINE公式アカウントでも記事を配信中

友だち追加

お気軽に友達追加してください

サライ本誌最新号(クリックで試し読み)

ピックアップ記事

  1. 『漆椀 ちょもらんま』(中)に、ごはんが盛られた様子(写真左)。『漆椀 ちょもらんま』(小)では、「讃岐オリーブ牛」と松茸の料理(写真右)が饗された。後方の小皿は、ガラス工芸家・藤田喬平さんの「手吹ヴェニス小皿」。写真提供/日本博事務局
  2. MAZDA CX-30は愛されるためにデザインされたとも言える。
  3. 鴨鍋

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

サライ7月号付録「筋トレチューブ」トレーニング動画公開中!

暮らし

定年以降の人生設計は二択思考で考える!『終の二択 ~定年からの取捨選択術~』【印南敦史の定年本イッキ読み2】

Portrait of senior businessman in big rack server room

文/印南敦史

多くの人は現役で働いてきた結果、定年を機に老後へと進むことになる。これを芝居で「幕が変わる」ことと同列に捉えているのが、『終の二択 ~定年からの取捨選択術~』(ワニブックスPLUS新書)の著者・紀平正幸氏である。

本書ではテレビやラジオのコメンテーターとしても活躍する紀平氏が、ライフカウンセラー、ファイナンシャルプランナーとしての立場から、定年以降の人生設計を考える上できわめて重要な考え方を説いている。

Article_uKpqwQteTjqUqzxFjn5JmZT5TiuEufmP_1

■「豊かに暮らす」のか「幸せに暮らす」のか?

本書でまず提示される2つの価値観がある。ひとつは「豊かに暮らす」こと、もうひとつは「幸せに暮らす」ことだ。

最初の「豊かに暮らす」とは、税金が上がる一方で年金はカットされる可能性が大きいこれからの時代、友だちづきあいや趣味などは切り捨てても、“人生の最期”までリッチな暮らしをしたいという方向性である。

もうひとつの「幸せに暮らす」とは、お金に振り回されるのではなく、人生の価値観を「豊かさ」から「幸せ」に切り替えていくことにより、亡くなるまで有意義な日々を送ろうという発想だ。そこからは「健康」「家族」「生きがい」「社会貢献」など、お金を使わずとも精神的な「幸せ」を感じられるわけだ。

この2つの価値観を確認したうえで、冒頭の「芝居の幕が変わる」という観点から人生を俯瞰してみると、本書の目指す方向性が理解できる。

人生の第二幕たる老後に突入したにもかかわらず、第一幕と同じように豊かに暮らそうとすることは、現実問題として多くの人にとってはハードルの高いこと。そこを踏まえておかないと、結果的に悩むことになってしまう。だからこそ、第二幕だと割り切るしかないのである。

芝居であれば、第一幕で「波乱や苦悩」があり、「この先の展開はどうなるの?」というシーンで幕間があり、第二幕で「エンディング」へと向かっていく。もちろんストーリーはひとつではないのだから、なかには悲劇で終わる芝居もあるだろう。

とはいえ自分の人生の幕引きであるなら、やはりハッピーエンドで終わりたいもの。だから、その“最期”に向けた演出を施すことが、それぞれの人生設計だという考え方である。

この点を考慮するにあたり、著者は読者に対してひとつの忠告をしている。それは多くの人が“「豊かさ」さえあれば「幸せ」を実現できる”と勘違いしているという点。しかし実際のところ、「豊かさ」と「幸せ」は大きく異なるわけだ。

「豊かさ」とは、単に物質文明を謳歌するだけのこと。「都心の豪邸に住む」「高級外車を乗り回す」「一流ブランドの服を着る」「贅を尽くした食事をする」など、お金さえあれば手に入れられるものである。だが問題は、それらが本当の意味での「幸せ」には直結しないという現実だ。

お金や物があることで得られる安心感はたしかにあるだろう。しかし本質的には、「自分が世の中の役に立っているという存在意義」や、「喜びや悲しみをともに感じる家族などの存在」がなければ虚しさを拭えないのである。

「豊か」であっても「幸せ」ではない人生があるということ。逆にいえば、「豊か」でなくとも「幸せ」な人生があるのだ。残された人生を生きるうえでの価値観を、「豊かさ」から「幸せ」に切り替えることができれば、将来への不安の大部分が解消されるというわけである。

「物質文明に乗せられて消費に踊らされるより、自分のささやかな夢の実現や、自分の経験を社会に還元していくことのほうが幸せーー日本全体がそうした成熟した社会になって欲しいというのが、私の願いである。」(本書より引用)

■究極の二択、あなたはどちらを選ぶ?

さて、本書ではこうした観点を軸として話が進められていくわけだが、特筆すべきは構成の妙である。「暮らし」「人間関係」「食事」「仕事」「健康・医療」「人生」の全6章にテーマが分けられており、どの項目についての答えについても「二択」が採用されているのだ。

たとえば「人生」でいえば、「遺言書は『書く』または『書かない』?」「財産は『遺す』または『使い切る』?」「大切な人へメッセージを『書いておく』または『書かない』?」など、“どちらを選ぶべきか”についてのレクチャーがなされているのである。

本書を読めば、読者は“終の二択”という重たい問題について、リラックスしながら考えることができるのだ。

【今回の定年本】
『終の二択 ~定年からの取捨選択術~』
(紀平正幸著、ワニブックスPLUS新書)
https://www.wani.co.jp/event.php?id=4312

Article_uKpqwQteTjqUqzxFjn5JmZT5TiuEufmP_1

文/印南敦史
作家、書評家、編集者。株式会社アンビエンス代表取締役。1962年東京生まれ。音楽雑誌の編集長を経て独立。複数のウェブ媒体で書評欄を担当。雑誌「ダ・ヴィンチ」の連載「七人のブックウォッチャー」にも参加。著書に『遅読家のための読書術』(ダイヤモンド社)『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』(KADOKAWA)『世界一やさしい読書習慣定着メソッド』(大和書房)などがある。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 一日ずつ生きる、積み重ねにこそ「生きる意味」|『続 定年バカ』 一日一日を普通に生きる|定年後は自分の好きにすればよい
  2. https://serai.jp/wp-admin/post.php?post=381371&action=edit 脱サラをしてバーを開業した男性の成功例|さらば! サラリーマン …
  3. 人生の大きな節目「定年」の支えに|『100年後まで残したい 日本人のすごい名言』 「初心忘るべからず」の本当の意味、知っていますか?|人生の大きな…
  4. 生活は口のなかに表れる|『口がきれいだと、健康で長生きできる』 唾液が少ない人は要注意!口がきれいでない人は、長生きできない
  5. 定年を迎えた男性の“ごはん問題”を解決|『定年ごはん』 定年を迎えた男性の“ごはん問題”を解決|定年ごはんの作り方
PAGE TOP