電動アシスト自転車に「死ねババア」と落書き

ゴミを片付けているのは幸子さんだという。

「そうなのよ。ゴミのこと。髪の毛も入っていてこれが長いの。だからゴミを投げ込んでいるのは女性だと思う。息子にちょっと相談したら、お嫁ちゃんが防犯カメラをつけてくれたのよ。設置したことがわかる大きなカメラと、ホントのカメラと両方よ。でも庭は広くてカバーしきれない。それに防犯カメラって死角も多いの。防犯カメラをつけてからゴミは減ったんだけれど、鉢植えが傷つけられたり、植木が引っかかれたりしたのよ」

さらに、幸子さん愛用の電動アシスト自転車に「死ねババア」とマジックで書かれていたのだとか。

「バッテリー部分の黒いところに、目立たないように黒マジックで書いてあるの。これはさすがに怖くて警察に相談したわ」

この半年間、1か月に1~2回、必ずゴミが投げ込まれており、幸子さんが大切にしているものが傷つけられている。相手は

「そうなの。おそらく犯人は私を恨んでいる人。でも私はそんなに人に恨まれることをした覚えがないのよ。気持ちは悪いけれど、私の持ち物を傷つけている程度だったら何とかなる。でも、娘や息子、お嫁ちゃんやお婿ちゃん、孫ちゃんたちが傷つけられたら取り返しがつかない。これは自分で何とかしようと思って、こうしてあなたにお願いしたの」

嫌がらせの証拠をおさえ、人物の特定をするのが目的です。しかし、ゴミが投げ込まれるのは月に1~2回。毎日のように出動していては探偵費もかさみます。

「いいのよ。お金は主人がいくらでも払うって。そして“犯人に全部払わせてやるんだ”って息巻いているわ。だからどうぞよろしくね」

幸子さんはゴミが撒かれた日とその内容をメモしていると、撒くのは水曜日か日曜日が多いということが判明。まずは、日曜日に焦点を当てて、調査に入ることにしました。

【執拗な嫌がらせを繰り返していた、夫に関係する意外な人物とは? ~その2~に続きます】

探偵・山村佳子
夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定メンタル心理アドバイザー、JADP認定夫婦カウンセラー。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。大学在学中に、憧れの気持ちから探偵社でアルバイトを始め、調査のイロハを学ぶ。大学卒業後、10年間化粧品メーカーに勤務し、法人営業を担当。地元横浜での調査会社設立に向け、5年間の探偵修業ののち、2013年、リッツ横浜探偵社設立。依頼者様の心に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦問題・恋愛トラブルの解決実績3,000件を突破。リッツ横浜探偵社 http://www.ritztantei.com/

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