新着記事

白菜と春雨の中華炒め

【管理栄養士が教える減塩レシピ】甘みを感じる「旬の白菜」をたっぷり使ったご飯が進むおかず2品

ドクターエルCC|骨盤を立たせて疲労軽減。ほどよい硬さが心地よい

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(2/17~2/23)射手座~魚座編

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(2/17~2/23)獅子座~蠍座編

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(2/17~2/23)牡羊座~蟹座編

指を動かすだけで健康効果がある「指ヨガ」|『全身ポーズと同じ効果!! 指だけヨガ』

指を動かすだけで健康効果がある「指だけヨガ」のやり方

10号帆布のかぶせショルダーバッグ|ものの出し入れがしやすい、使い勝手がよく練られた帆布鞄

スタイルドライブエス|疲れやすい腰まわりをサポート。正しい運転姿勢に導く

【もう君はいない】専業主婦だった妻の異変に気付いた夫。妻の身辺調査を依頼された探偵が出した報告書の衝撃~その2~

【もう君はいない】専業主婦だった妻の異変に気付いた夫。妻の身辺調査を依頼された探偵が出した報告書の衝撃~その1~

通販別冊『大人の逸品』最新号はこちら

LINE公式アカウントでも記事を配信中

友だち追加

お気軽に友達追加してください

サライ本誌最新号(クリックで試し読み)

ピックアップ記事

  1. 北大路魯山人作「つばき鉢」1938年
  2. 『漆椀 ちょもらんま』(中)に、ごはんが盛られた様子(写真左)。『漆椀 ちょもらんま』(小)では、「讃岐オリーブ牛」と松茸の料理(写真右)が饗された。後方の小皿は、ガラス工芸家・藤田喬平さんの「手吹ヴェニス小皿」。写真提供/日本博事務局

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

サライ7月号付録「筋トレチューブ」トレーニング動画公開中!

趣味・教養

大河ドラマ『麒麟がくる』満喫リポート|〈鳴かぬなら~〉信長、秀吉、家康とホトトギスの歌に秘められた「徳川史観」の印象操作

鳴くのは鳥の勝手なのだが・・・・・・。

鳴くのは鳥の勝手なのだが・・・・・・。

明智光秀が初めて主人公になる大河ドラマ『麒麟がくる』の注目度は高い。
『明智光秀伝 本能寺の変に至る派閥力学』を上梓したばかりの三重大学・藤田達生教授もドラマの展開に期待する。

「信長の時代は、新旧真逆の価値観が社会を覆い、両者が激しく対立していました。本能寺の変を起こした光秀は、信長側からみれば謀反人ですが、室町幕府将軍・足利義昭側からみれば忠臣でした。これまでは信長側の視点からのドラマ作りが多かったのですが、光秀側の視点からドラマがどう描かれるのか興味深いです」

久方ぶりの本格戦国大河ということで、織田信長(演・染谷将太)、豊臣秀吉(演・佐々木蔵之介)、徳川家康(演・風間俊介)の三英傑が勢ぞろいする。

三英傑といえば、その性格をよく表しているといわれる〈鳴かぬなら~〉の歌がある。

鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス (信長)
鳴かぬなら 鳴かせてみようホトトギス (秀吉)
鳴かぬなら 鳴くまで待とうホトトギス (家康)

あまりにも有名な三首だが、いつ誰が詠んだ歌なのかは、実はわかっていない。

現在、わかっている範囲で、もっとも古くこの三首が紹介されているのが、江戸時代の旗本で勘定奉行、南町奉行を務めた根岸鎮衛(ねぎし・やすもり)が著した随筆集『耳嚢』(みみぶくろ)。天明年間(1781~1789)から約30年にわたって綴られたものをまとめたものだ。ホトトギスの歌は、こんな感じで紹介されている。

連歌 その心 自然に 顕わるる事
(歌には、詠んだ人の心情がそのままあらわれるの意)

古物語にあるや、また人の作り事や、それは知らざれど、信長、秀吉、恐れながら神君ご参会の時、卯月のころ、いまだ郭公を聞かずとの物語いでけるに、
信長、
鳴かずんば 殺してしまえ時鳥
とありしに秀吉、
なかずとも なかせて聞こう時鳥
とありしに、
なかぬなら なく時聞こう時鳥
とあそばされしは神君の由。自然とその温順なる、又残忍、広量なる所、その自然をあらわしたるが、紹巴もその席にありて、
なかぬなら 鳴かぬのもよし郭公
と吟じけるとや。

『耳嚢』の作者・根岸鎮衛は、古い物語に記されている話なのか、作り話なのかわからないが、と断りを入れながら、信長、秀吉、家康に加えて連歌師の里村紹巴(じょうは)が一堂に会していたとする。「そんなことあるわけがない」とわかってはいても、三英傑が、順番にホトトギスの歌を詠む情景を想像するだけで楽しくなる描写だ。

旗本で奉行職を歴任した根岸だけに、家康に対して、〈恐れながら神君〉と最大限に敬意を表していること、家康は温順で、信長は残忍、秀吉は広量と評しているのも興味深いが、明智光秀が主人公の『麒麟がくる』が放映されるのを受けて、注目されるのが、この場に、連歌師の里村紹巴が同席しているとされていることだ。

里村紹巴といえば、本能寺の変で、明智光秀が亀山城を出陣する数日前に張行した連歌の会(いわゆる「愛宕百韻」)の参加者のひとり。旧作大河『国盗り物語』(1973年)では、光秀が〈時は今 雨が 下知る 五月かな〉と発句を詠んだ瞬間に、里村紹巴が、光秀謀反の決意に気づいたように描写されている。根岸鎮衛がなぜこの場に里村紹巴が同席している設定にしたのか、専門家による解明が待たれる。

●江戸末期の名随筆家・松浦静山が描いた「ホトトギス」

信長、秀吉、家康、三英傑のホトトギスの歌についての記述は、江戸末期の平戸藩主・松浦静山の随筆集『甲子夜話(かっしやわ)』にも残されている。こちらは、文政4年(1821)から天保12年(1841)年の間に綴られたもので、前出の『耳嚢』より新しい時代に描かれたものだ。

夜話のとき或人の云けるは、人の仮託に出る者ならんが、其人の情実に能(よ)く恊(かな)へりとなん。
郭公を贈り参せし人あり。されども鳴かざりければ、

なかぬなら殺してしまへ時鳥  織田右府
鳴かずともなかして見せふ杜鵑 豊太閤
なかぬなら鳴まで待よ郭公   大権現様

このあとに、二首を添ふ。これ憚る所あるが上へ、固(もと)より仮託のことなれば、作家を記せず。

なかぬなら鳥屋へやれよ ほとゝぎす
なかぬなら貰て置けよ ほとゝぎす

同じホトトギスを「時鳥」「杜鵑」「郭公」と書き分けているのは、大名きっての文筆家である松浦静山の遊び心だろうか。『耳嚢』よりもあっさりした書き方だが、〈憚るところあるが上〉と記された俗っぽい二首は、十一代将軍・徳川家斉作という説もある。事実とすれば、大名だけではなく江戸城にまで三首の歌が届いていたことになる。

いずれにしても、現代の私たちは、『耳嚢』で〈神君〉、『甲子夜話』でも〈大権現様〉と家康ファーストの時代に描かれた「徳川史観」による記述であることを銘記しておきたい。〈殺してしまえ〉と、その性格が残忍であるかのように表現される信長。もしかしたら、それが「徳川史観」による印象操作だとしたら?

何はともあれ、光秀目線で描かれる『麒麟がくる』でどのような信長が描かれるのか、注目したい。

〈神君〉〈大権現様〉と称された徳川家康

〈神君〉〈大権現様〉と称された徳川家康

文/一乗谷かおり

  1. 明智光秀が松平竹千代(後の徳川家康)に食べさせた 〈美濃の干し柿〉。 取り寄せてみたら絶品だった【麒麟がくる 満喫リポート】

  2. 宵宮では、山型に飾られた提灯をのせた5艘のまきわら船が天王川を渡る。

    織田信長が催した戦国のイルミネーションの源流「津島天王祭り」【麒麟がくる 満喫リポート】

  3. 首を背負って戦った光秀(演・長谷川博己)

    『麒麟がくる』前代未聞の1回~3回一挙再放送で、おさえておきたい「名場面」と「問題シーン」【麒麟がくる 満喫リポート】

  4. 織田信長――本当は「オタ・ノブナガ」と読む説を追う【麒麟がくる 満喫リポート】

  5. 信長を論破して、ぶん殴られた明智光秀。大河ドラマで描かれる「本能寺の変」の裏側【麒麟がくる 満喫リポート】

  6. 斎藤道三と対峙した土岐頼芸。子孫は、江戸城で「殿中でござる!」と絶叫した【麒麟がくる 満喫リポート】

  7. 『麒麟がくる』の光秀は、旧来の「信長史観」からどう脱却するのか楽しみだ。

    【インタビュー】『麒麟がくる』 明智光秀役の長谷川博己。 「学んだことをすべて無にして現場に臨んでいます」

  8. 門脇麦さん演じる駒は、『麒麟がくる』のヒロイン

    【門脇麦インタビュー】『麒麟がくる』のヒロインは、戦国の実像を庶民の側から見る

  9. 「道三の罠」に大敗! 信長の父・織田信秀の波乱万丈人生【麒麟がくる 満喫リポート】

  10. 迫力ある場面が展開された第2話の合戦シーン。市街戦が描写されるのは珍しい。

    「リアルな戦国」を描写する『麒麟がくる』 やがてくる「本能寺の変」への伏線【麒麟がくる 満喫リポート】

  11. 『徳川慶喜』での主演以来22年ぶりの大河ドラマ出演。取材を通じて感じる、道三役への並々ならぬ決意に、期待感だけが高まる。

    【インタビュー】『麒麟がくる』で斎藤道三を演じる本木雅弘。大河に新たな伝説が生まれる予感

  12. 金ヶ崎城全景 現在は周囲が埋め立てられているが往時は海に突き出た岬だった。

    信長・秀吉・家康・光秀 四武将そろい踏みの「金ヶ崎の退き口」。舞台となった金ヶ崎城に秘められた歴史があった

  13. 『麒麟がくる』では、日本の特殊メイクの第一人者が参加している。

    【まだ始まらないのか!『麒麟がくる』リポート】布からラテックスに 4K大河『麒麟がくる』かつらの進化が止まらない

  14. 初めて大河ドラマの主人公になる明智光秀(長谷川博己)。脱「信長史観」のドラマの展開が気になってしょうがない。

    【まだ始まらないのか!『麒麟がくる』リポート】明智光秀が主役の本格戦国大河 オープンセットに持ち込まれた岩の総量が半端ない

  15. 『太平記』以来の大河登板の池端俊策さん。『麒麟がくる』も早くも「伝説の大河」の再来と期待が高まる。

    【まだ始まらないのか!『麒麟がくる』リポート】脚本家・池端俊策氏インタビュー「描きたかったのは、従来のイメージとは異なる光秀と信長」

  16. 〈神君〉〈大権現様〉と称された徳川家康

    大河ドラマ『麒麟がくる』満喫リポート|〈鳴かぬなら~〉信長、秀吉、家康とホトトギスの歌に秘められた「徳川史観」の印象操作

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 明智光秀が松平竹千代(後の徳川家康)に食べさせた 〈美濃の干し柿…
  2. 宵宮では、山型に飾られた提灯をのせた5艘のまきわら船が天王川を渡る。 織田信長が催した戦国のイルミネーションの源流「津島天王祭り」【麒…
  3. 首を背負って戦った光秀(演・長谷川博己) 『麒麟がくる』前代未聞の1回~3回一挙再放送で、おさえておきたい…
  4. 織田信長――本当は「オタ・ノブナガ」と読む説を追う【麒麟がくる …
  5. 信長を論破して、ぶん殴られた明智光秀。大河ドラマで描かれる「本能…
PAGE TOP