半分以上当てはまっている人は要注意!「めんどくさい」を招く食生活チェックリスト

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あなたは「めんどくさい」をためこんでしまう人ですか? それとも「めんどくさい」をうまく調整できる人ですか?

これまでめんどくさいに対する心構えや対処法を中心に「いかにして心のエネルギーの消費を抑えるか?」を中心にお話してきました。

今回はめんどくさいで減ってしまった心のエネルギーの回復方法を紹介したいと思います。

心を元気にしたいなら体を元気にしよう

その方法とはズバリ、食事と睡眠です。

「食事や睡眠は体のエネルギー源だから、心とは直接に関係ないのでは?」と感じる人も多いでしょう。しかし、じつは心のエネルギーは体のエネルギーと大きく相関しているのです。

心とは身体が受け取った刺激を脳が最終的に統合することで生まれます。味覚、聴覚、触覚、嗅覚、視覚。これらの五感を通じて得た刺激が脳に伝わり、最終的に脳が心を作り出すからです。

例えば暗闇で生暖かい動くものに触れた際、多くの人は「気持ちが悪い」「怖い」などのネガティブな感情を抱くことでしょう。

ところが照明がつき、それがかわいらしい仔猫だと分かるとどうでしょう? 猫が嫌いな人を除いて「かわいい」「愛らしい」といったポジティブな感情に変わるはずです。

この例からも、人間の心というのは「全身の感覚を通じて取り込んだ刺激を脳で統合して生まれるもの」だとお分かりいただけるでしょう。つまり心を元気にしようと思えば体ごと元気にしなければならないのです。

最終的に心を作り出す脳と体の栄養となるのが食事で、脳と体の休息となるのが睡眠。つまり正しい食事と正しい睡眠が心のエネルギーを回復させ、めんどくさいに立ち向かう武器となるのです。

「めんどくさい」を招く食生活チェックリスト

最後に「めんどくさい」を招く食生活チェックをしてみましょう。あなたは下記の項目にいくつ当てはまりますか?

(1)お酒が好きで、ほぼ毎日飲む

(2)甘いものに目がなく、食事の代わりにケーキなどで済ますこともある

(3)野菜をあまり食べず、サプリメントさえ飲んでいれば野菜はいらないと思う

(4)ベジタリアン(菜食主義)である

(5)コーヒー、紅茶、緑茶などのカフェイン飲料を1日3杯以上飲む

(6)ご飯やパン、麺類などが大好きで、炭水化物メインのメニューが多い

(7)1日のうち、肉、魚、卵などのメインディッシュのない食事を2食以上とることが多い

(8)極端に糖質を減らす、もしくはたんぱく質を減らすダイエットをしている

いかがですか?

このチェックリストに当てはまる数が多いほどあなたは心のエネルギーが不足しやすい食生活を送っています。半分以上当てはまっている人は要注意、食生活を見直すことをお勧めいたします。

心と身体にエネルギーを与えてくれる食事の基本は、次の3点です。

・肉、魚、卵などの動物性たんぱく質のメインディッシュを1日最低2食は食べる。(豆腐や納豆もたんぱく質なのでもちろんOK。ですが疲労回復力は動物性たんぱく質の方が勝りますので、副菜として取り入れてください。)

・緑黄色野菜を中心にした野菜類、海草類をたんぱく質と同時に同量以上食べる。

・朝食、昼食にはほどよく炭水化物(糖質)も摂取する。痩せたい人は、夜ごはんのみ低糖質に。全食を低糖質にすると、脳や筋肉にエネルギーがスムーズに供給されなくなり、日中の活動性や集中力が下がるので、より「めんどくさい」が増えてしまいます。

正しい睡眠については、長くなりますのでワンポイント・アドバイスを。

「夜に連続して6時間以上眠りましょう」

夜に連続して最低6時間は眠らないと、体と脳の疲れが残り、翌日の気力もパフォーマンスも低下してしまうことが明らかになっています。

食事や睡眠のより詳しいお話は拙著『図解「めんどくさい」をスッキリ消す技術~仕事、家事、人間関係がすべて楽になる!~』で「心にエネルギーを充電する食事4箇条」や「心にエネルギーを充電する睡眠5箇条」と題して紹介しておりますので、ご興味のある方は参考にしていただければ幸いです。

正しい食生活に正しい睡眠。健康にとって当たり前のことですが、忙しい人ほど疎かにしてしまうもの。この当たり前をきっちり実行していくことで、心にも体にもエネルギーがコンスタントに供給され、あなたの「めんどくさい」を上手に調整することができるようになるのです。

※チェックリストの無断引用・転載は禁じられています。

 

監修・構成/奥田弘美
取材・文/田中十兄

 

指導/奥田弘美(おくだ ひろみ)
精神科医(精神保健指定医)、日本医師会認定産業医、作家
1992年山口大学医学部卒業。精神科医として診療を行うほか、嘱託産業医として都内20か所の企業にてビジネスパーソンの心身のケアに関わっている。近著に「一流の人はなぜ眠りが深いのか」(三笠書房)、「何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから」(扶桑社)、「図解『めんどくさい』をスッキリ消す技術」(マキノ出版)など。11月末には「1分間どこでもマインドフルネス」(日本能率協会マネージメントセンター)を出版予定。

 

【参考図書】
『図解「めんどくさい」をスッキリ消す技術~仕事、家事、人間関係がすべて楽になる!~』
(奥田弘美・著、本体1,300円+税、マキノ出版)

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