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元気に天寿を全うし、長生きしたい。言い換えれば、ピンピン生きて、コロリと逝きたい……。

それは、誰もが願うことでしょう。歴史に名を遺す武将が実践した健康法から市井の人々が脈々と伝えてきた食文化まで、古今東西たくさんの長寿の秘訣が存在します。

今回は、そんな中からこれまで『サライ.jp』でお伝えしてきた、知っているようで知らない“長寿の秘訣”を9本セレクト。

どれもすぐに実践できるものばかり、実践者はみな長寿をまっとうし、効果も実証済みです。気になるものをクリックしてみてください。

■1:平均寿命1位を支えるのは香港流チキンスープ

厚生労働省が発表した世界の平均寿命ランキング(2014年)で81.17歳と、男性1位に輝いた香港。かの地で人々の健康長寿を支えるのが“チキンスープ”です。

香港在住30年で中医美容学博士の楊さちこさんが「香港の人は元来、冷たいものをとりません。食事の前には必ず“温かいスープ”がお約束です。そのスープを気候や体調に合わせることで健康維持しています」と語るように、香港の人々にとってチキンスープは健康長寿の源。

さまざまな料理のベースにもなり、毎日の食卓に生かせる香港流チキンスープの作り方とは。

■2:家庭でできる長寿食は琉球料理のチャンプルー

かつて日本一の長寿県だった沖縄県。

塩分少なく豚肉や豆腐などのタンパク質と野菜、海藻をバランスよくとる伝統的な食文化と、食事は“ぬちぐすい(いのちの薬)”であるという医食同源の考え方が、県民の健康長寿を支えてきました。

そんな“ぬちぐすい”の中から、家庭でも簡単に作れる琉球料理本来のチャンプルーの作り方をご紹介。豚肉に施すある下拵えに、長寿の秘訣が隠れていました。

■3:トマトを毎日食べれば健康長寿も夢じゃない

“日本植物学の父”といわれる植物学者・牧野富太郎(1862-1957)は、きわめて健康体だったことで知られています。94歳で風邪をこじらせ亡くなるまで、血管の動脈硬化はほとんど見られなかったそう。

そんな牧野が毎日のように食べていた野菜がトマト。生活習慣病の予防・改善に効果が高く、さらに、ある時間帯に食べることでさらに体によい影響があるというのです。

■4:天下人・家康が実践した粗食健康法は麦飯!

健康に並々ならぬ関心を抱き、いわゆる“健康オタク”だったとさえ言われる徳川家康。放送中の大河ドラマ『真田丸』でも、序盤では内野聖陽さん演じる家康が次々と健康法を試すシーンが描かれました。

そんな家康が実践した長寿の極意3か条では、毎日の白米を麦飯に替えることが挙げられています。

■5:必須アミノ酸がとれる鰹節も健康長寿にピッタリ

徳川家康・秀忠・家光の3代に仕えた旗本・大久保彦左衛門。80歳の天寿を全うするまで、じつにかくしゃくとした老人だったといわれています。

徳川家康の事績を中心に、自家の武功を述べた長大な軍記『三河物語』を63歳頃から亡くなる直前まで書き続けたという彦左衛門が好み、知人への病気見舞いの品にも贈っていたのが「鰹節」。体内でつくることのできない9種類の必須アミノ酸がすべて含まれるなど、とても栄養価の高い食品なのです。

■6:大根おろしで焼き魚の発がん性物質を解消

江戸時代の儒学者・医者であった貝原益軒はさまざまな健康法をまとめた『養生訓』の著者としても知られ、自身も85歳で亡くなる前年に『養生訓』全8巻を完成させるなど健康長寿を全うしました。

そんな益軒が「野菜の中でもっとも上等で常に食べるのがよい」と勧めているのが、大根。さんまの塩焼きには大根おろしを添えるのが定番ですが、大根に含まれる消化酵素・ジアスターゼには、料理の焦げた部分に含まれる発がん性物質を解消する働きも。非常に理に適った食べ方なのです。

■7:ナッツを1日25粒とると老化物質が半減する

若返りに効くともいわれるスーパー健康食品・ナッツ。

日本のナッツ研究の第一人者・慶應義塾大学の井上浩義教授にナッツの整腸作用やアンチエイジングなど驚きの効果を聞きました。アーモンドを5か月食べ続け、アルツハイマーや糖尿病とのかかわりも指摘される老化物質AGEの平均値が半減したとのデータも詳説します。その効果、とくとご覧あれ。

ちなみに現在55歳の井上教授ですが、毎日ナッツを食べ続けて肌年齢はなんと30代なんだとか!

■8:長生きのためには性交過多を避けるべし

江戸時代、オランダ語の解剖学書『ターヘル・アナトミア』を翻訳し『解体新書』として刊行したことで知られる杉田玄白。自らも、生まれつきの虚弱体質にもかかわらず85歳の長寿を全うしています。

そんな玄白が子孫に書き残した「養生七不可」、つまり「長生きのためにやってはいけない7つのこと」には、性交のしすぎも挙げられています。

■9:非日常がアンチエイジング効果をもたらす

豊臣秀吉の正室で、秀吉も頭が上がらなかったという、おね。政治にももの申す“女傑”ぶりがクローズアップされますが、温泉を愛した一面も。折に触れ、秀吉とともに有馬温泉に湯治に訪れていたことが知られています。

傷をいやす、疲労回復、リラックスなど温泉の効用はさまざまありますが、じつは近年、湯治の“非日常”の側面がアンチエイジングに効果をもたらすことがわかってきています。

わたしたちの健康をかたち作っているのは、日々口にしている食べ物と生活習慣にほかなりません。そして、先人の知恵や昔から伝えられてきた食文化には、理に適ったものがたくさんあります。その取捨選択の積み重ねこそが、長寿への道なのです。

ここでご紹介した記事をきっかけに、健康で長生きするためにどんなことができるか、どんなことをしていきたいか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。

 

【参考記事】

健康長寿世界一!香港人の元気を支える「基本のチキンスープ」の作り方

ぜんぜん違う!琉球料理と沖縄料理、長生きできるのはどっち?【沖縄ぬちぐすい紀行1】

94歳まで長生きした日本植物学の父・牧野富太郎の長寿を支えた健康法とは?

長生きの秘訣!天下人・徳川家康の「長寿の極意」3カ条

天下のご意見番・大久保彦左衛門の「長生きしたければ鰹節を食べよ」

養生法の大家・貝原益軒も「常に食べよ」と説いた大根の健康効果

1日25粒で体質改善!手軽でおいしく栄養たっぷり「ナッツ健康法」

杉田玄白が書き残した、長生きのために「やってはいけないこと」7つとは

秀吉も頭が上がらなかった女傑・おねの健康の秘訣は●●にあった

 

文/編集部

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