店主自慢の手づくりメニューに舌鼓!つまみが魅力的な「角打ち」名店5選

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撮影/ヤスクニ

酒飲みの聖地といってもいい「角打ち(かくうち)」は、酒屋の店内での立ち飲みなのである。だから「角打ち」する際、“あて”は缶詰や乾きものが中心となる。

ところがそんななか、店主お手製の絶品つまみを楽しめる店も少なくない。

そこで今回は、角打ちの魅力を網羅した『全国名物立ち飲み酒屋特選 男の聖地 角打ちに憩う』のなかから、「つまみも魅力的な角打ち」の東西の名店を5軒紹介していこう。

■1:藤田酒店(東京・内神田)

内神田のオフィス街で営業を続ける藤田酒店は、昭和3年創業。現在の店主は3代目で、2010年から角打ちをはじめた。

つまみは角打ちらしく缶詰も豊富だが、ポテサラなど、“ちょっとひと手間”を加えたメニューも人気。日替わりメニューも豊富に揃っているので、毎日通ったとしても飽きることはないはずだ。

藤田酒店】
住所:東京都千代田区内神田2-10-2
電話:03-3256-0831
営業時間:17時〜21時
土・日・祝定休

■2:河米伊藤酒店(東京・三田)

「河米伊藤酒店」は明治末期に雑貨屋を兼ねて開店したという老舗で、現在の店主は3代目。14年ほど前に、お客さんの後押しもあって角打ち形式の店になった。

人気のひとつがつまみのうまさ。コンビーフオムレツ、ボロニヤソーセージと玉ねぎのしょうゆ炒めなど、手の込んだメニューが大人気。だから、いつしかお酒が進んでしまうというわけだ。

河米伊藤酒店】
住所:東京都港区芝3-27-11
電話:03-3451-2077
営業時間:17時〜21時半
土・日・祝定休

■3:新川屋酒店(川崎・尻手)

JR南武線尻手駅前。年季の入った店内には、近隣のサラリーマンを中心とした客が次から次へと出入りする。雰囲気のよさが愛されているわけだが、魅力はそれだけではない。店主の長女が料理研究家なので、つまみがとても充実しているのである。

三浦三崎に揚がったマグロをはじめ、刺身の鮮度は抜群。もちろん野菜も新鮮で、「角打ちでこれだけうまいものが食べられるとは」と驚かれるのだという。

新川屋酒店】
住所:神奈川県川崎市幸区南幸町3-104
電話:044-522-4830
営業時間:17時〜23時(日〜21時)
不定休

■4:ウエダ商店(大阪・梅田)

「ウエダ商店」は、50人は入れるという大阪最大級の角打ちができる酒屋。にもかかわらず、夕方6時を過ぎれば店内は飽和状態になるというのだから、人気の高さが想像できよう。

おでん、さんかば(さんまの蒲焼)など、あてはひとつひとつ手が込んでいて、だからこそうまい。それもまた、人気の要因なのである。

ウエダ商店】
住所:大阪府大阪市北区梅田1-3-1-100大阪駅前第1ビル西入口
電話:06-6341-5391
営業時間:15時半〜21時
土・日・祝定休

■5:くれは中島酒店(大阪・十三)

店主とその父親は、2代続けて脱サラ。そんなこともあってか、どこかサラリーマンに気楽さを感じさせる店だ。

そして、店主夫婦の手づくりによりあてのうまさもポイントのひとつ。なかでも特におすすめは、大阪の味というべき紅生姜天。BGMのジャズとのミスマッチ感が、飲兵衛の心を絶妙にくすぐる。

【くれは中島酒店】
住所:大阪府大阪市淀川区十三東3-28-4
電話:06-6304-6096
営業時間:16時〜21時
日・祝定休

以上、今回は書籍『男の聖地 角打ちに憩う』から、「つまみも魅力的な角打ち」の東西の名店を5軒ご紹介したが、いかがだろうか?

「ちょっとひと手間」からこだわりのメニューまで、スタイルもさまざま。店主のアイデアが凝縮されたつまみをあてに、角打ちを楽しんでみてはいかがだろう?

文/印南敦史

【参考図書】
角打ちファン待望の必携書!
全国名物立ち飲み酒屋特選『男の聖地 角打ちに憩う』
(本体700円+税、小学館)

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昨今、「立ち飲み」「大衆酒場」など、安く気軽にお酒が飲める店が人気ですが、日本では、古くから”酒屋で立ち飲み”する「角打ち」という文化があります。一見すると普通の酒屋のため、その奥の世界はあまり知られていませんが、酒好き達が隠れ家のように集まり、夜ごと好きな酒を飲んでいる、ちょっとディープなその光景を店の紹介とともに伝えます。

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